松屋、1300円超の「高級牛めし」販売開始。国産牛を贅沢に使い松屋銀座に常設店オープン、中食事業に本格参入へ

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松屋フーズは6月10日、松屋銀座地下1階弁当・惣菜売り場に、百貨店では初となる常設店舗「松屋PREMIUM」をオープンする。神戸牛を使った1390円の牛めしをはじめ、1050円〜2080円のメニューをラインナップする。

松屋は2025年4月、松屋銀座の開店100周年企画の一環により、食品催場に1週間限定で出店。両者のコラボレーションは同じ「松屋」の社名を持つことから始まった。2019年に構想が始まり、新型コロナウイルスでの一時断念を経て6年越しに実現。期間限定出店では、松屋銀座の食品催事における過去最高売上高を記録したという

「神戸牛牛めし」など全7種類の限定メニュー

「松屋PREMIUM」の目玉商品は、神戸牛を使用した松屋銀座限定の「神戸牛牛めし」(1390円)だ。神戸牛をおいしく味わえるよう独自の料理法を採用し、オリジナルの牛めしダレをブレンド。玉ねぎや付け合わせの紅生姜も国産のものを使ったこだわりの一品だ。「肉倍量神戸牛牛めし」(2080円)も販売される。

「国産和牛のうまトマハンバーグ」(1681円)は、国産黒毛和牛を使ったハンバーグに、黄身の濃さを高めた「マキシマム濃い卵」の半熟卵をトッピングしたメニューだ。ハンバーグは冷めても柔らかさが残り、黒毛和牛の旨味を生かせるように独自にブレンドしているという。

また、国産豚を150グラム使ったボリューミーな「雪国育ちの濃厚トンテキ」(1681円)のほか、松屋の人気メニュー「創業ビーフカレー」をベースに、たっぷりのボイルドビーフとともに深みのある味わいに仕上げた「創業ビーフRichカレー」(1050円)など全7商品が販売される。

店舗はブラックとウッド調のブラウンを基調とし、コンセプトの「高級感と親しみやすさ」を演出。商品はファルカタ材の「わっぱ」と掛け紙、環境に配慮した包装で提供される。今後、季節にあわせた新メニューや惣菜の販売も検討しているという。

中食市場に本格参入、シェア拡大へ

外食業界は、原料や資材、エネルギー単価の高騰により、成長の鈍化が懸念される。そんな中、松屋フーズホールディングス(HD)はトンカツや寿司など新業態も含めた「新規出店」に重きを置き、業態の拡大に取り組んでいる

松屋銀座への「松屋PREMIUM」の出店もその一環。中食事業への本格参入は初めての試みとなる。

松屋フーズHDの広報担当者は、ハフポストの取材に「中食市場はライフスタイルの多様化や家庭内での簡便化ニーズの高まりにより、今後も非常に高い成長可能性を秘めていると捉えています」と説明。松屋フーズは、長年培った食材調達力と商品クオリティを活かし、テイクアウトメニューの拡充や冷凍食品などの強化を推進しているという。

「店舗での『外食』の魅力を磨きつつ、『中食』の需要も確実に取り込むことで、さらなる市場シェアの拡大と持続的な成長を目指していきます」と語り、新たな収益源として中食市場への期待が高まっている。

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