新種の「歩くサメ」をパプアニューギニア沖で発見

7 時間前 1

「歩くサメ」とは、どんなサメなのか?

歩くサメ「ヘミスキリウム属(Hemiscyllium)」に含まれる小型のサメの仲間です。

英語では「ウォーキング・シャーク(walking sharks)」などと呼ばれており、オーストラリア北部、パプアニューギニア、インドネシア周辺の熱帯の浅い海に分布しています。

最大の特徴は、胸ビレや腹ビレを使って、海底や干潮時のサンゴ礁の浅場を歩くように移動できる点です。

もちろん、これは陸上で暮らすという意味ではありません。

歩くサメは基本的には海の生き物であり、浅瀬や潮だまり、リーフフラットのような環境で、ヒレを支えにして体を前へ進めるのです。

視聴の際は音量にご注意ください。

この移動方法は、複雑なサンゴ礁のすき間を進んだり、低潮時に水深が浅くなった場所を移動したりするのに役立つと考えられます。

また、これらのサメは海底の無脊椎動物を食べており、人間にとって危険なサメではありません。

見た目も大型の捕食者というより、サンゴ礁のすき間をゆっくり探索する小さな夜行性ハンターに近い存在です。

一方で、歩くサメの仲間には分布域が非常に狭い種が多くいます。

ひとつの島や湾、限られた海域に適応して暮らしているため、環境の変化に弱い可能性があるのです。

そのため、歩くサメは「変わった移動をする珍しいサメ」であると同時に、保全上も重要なグループだといえます。

記事全体を読む