持ち歩けてオシャレな“氷のう”に注目。「身体を外から冷やす」夏のニーズ増。老舗の魔法瓶メーカーで100万本突破

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最高気温40℃以上を示す「酷暑日」が新たに定義された2026年の夏、暑さ対策として注目が集めているのが「氷のう(アイスパック)」だ。

「発熱時やスポーツの怪我の時に使うもの」というイメージが強かった氷のうだが、2021年から発売している魔法瓶メーカーのピーコックのほか、ニトリやビックカメラなどの量販店のプライベートブランド(PB)でも販売するなど、市場の広がりがうかがえる。

昔ながらの「袋」ではなく、スタイリッシュでおしゃれなボトル型がラインナップ。例年売り切れ報告も相次ぎ、今年も本格的な暑さがくる前から話題を呼んでいる。

「体温を下げる対策」に着目

「氷のう」は、水や氷を入れて患部を冷やす袋で、スポーツなどで怪我した際のアイシングにもよく使われてきた。

ピーコックの「アイスパックシリーズ」は、氷のうの機能を現代のライフスタイルに合わせて進化させた携帯型冷却アイテムで、「体温を下げる対策」に着目。屋外でもすぐに使用できる利便性と、効率的に体を冷やせる実用性を兼ね備え、通勤・通学・スポーツ・レジャーなど、さまざまなシーンで活用できる。

同社によると、暑熱環境における体温上昇は、熱中症リスクを高める要因とされている。こうした体温上昇を抑える手段として、氷や冷水などを用いて体表面から冷却する「外部冷却」は、多くの研究において有効性が報告されているという。


100万本を突破。「冷たさが持続しない」を解決

「アイスパック」シリーズは、2021年の発売以来、ピーコック魔法瓶の看板商品としてヒット中で、累積出荷数100万本を突破。これまでの氷のうの課題だった「冷たさが持続しない」問題の解決を目指した。

同社は「アイスパック シリコーン氷のうタイプ[ABB-L30])の保冷力について実験。約40度の環境下で、氷のうを魔法瓶構造の冷たさキープホルダーに入れ続けた場合には、氷のう内の温度が24時間後も約0度に保たれたという。

品番ごとに保冷最長時間は異なるが、これまで培ってきた真空断熱技術を活かした保冷力で、長時間氷のうの冷たさをキープ。シーンや用途に合わせて選べるよう幅広い商品を取り揃えている。

ピーコックは1950年に創業し、今年で76年を迎える老舗メーカーで、大阪に本社を構える。ユニークなボトル開発に注力しており、「アイスパック」シリーズのほかにも、保温・保冷機能がついた「おうち居酒屋」シリーズのタンブラーなども好評を博している。

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