【W杯】旭日旗を応援スタンドに持込⇨韓国教授「FIFAに再抗議」どうなる?傘下のAFCでは厳重処分その“背景”とは…

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6月21日に行われたワールドカップの日本対チュニジア戦の観客席で日本の応援団が旭日旗を持ち込んだことが国際的に波紋を呼んでいる。

旭日旗持ち込み⇨韓国の大学教授「FIFAに告発」

メキシコで行われた2026FIFAワールドカップ北中米大会のグループリーグF組第2戦において、日本がチュニジアを4-0で下し勝利した。

この試合における応援席における旭日旗の登場を『中央日報』『ハンギョレ新聞』『朝鮮日報』をはじめ数多くの韓国メディアが批判的に報じ、問題視している。

『中央日報』によれば、日本の応援団が旭日旗を広げた姿が中継画面と競技場電光掲示板に露出。これを受けて韓国のソ・ギョンドク(徐坰徳)誠信女子大教授は、「2022カタールW杯当時、日本の応援団が競技場内で旭日旗を持って応援すると、安全要員が直ちに制止させた事例がある」とし「日本の第3戦が始まる前にFIFA(国際サッカー連盟)に今回の事例を告発し、再発防止対策を要請する計画」とした。

ソ教授は6月26日、自身のSNSで6月23日にFIFAへのメールを送ったが、まだ明確な立場を表明しないので本日再度メールを送ったと投稿している。

観客スタンドだけでなく、前述のチュニジア戦では渋谷の街中でも応援団が旭日旗を掲げたことが確認されている。

旭日旗、過去にAFCでは厳しい処分も

FIFAは政治的、宗教的、差別的、または他者を挑発するような文言やシンボルが描かれたバナーやフラッグをスタジアム内に持ち込むこと、および掲示することを固く禁じている。一方で、「旭日旗」そのものを違反であるとは事前のルールで明示してはいない。

ただ、FIFA傘下組織であるAFC(アジアサッカー連盟)は2017年、韓国で行われたAFCチャンピオンズリーグの川崎フロンターレと水原三星ブルーウィングスのアウェイ試合で、川崎フロンターレ個人サポーターが旭日旗を掲揚した際には規定違反と認定した

罰金1万5000ドルと執行猶予付きで、AFCが主催する川崎フロンターレのホームゲーム1試合を「無観客試合」とする厳しい処分が下った。

AFCは「観客が『旭日旗』を表示したことは、政治的意見および/または国籍に関する軽蔑的、差別的、または中傷的な行為を通じて、(i) ホームチームのサポーター、および/または (ii) 韓国系の国籍・民族を持つ人々の尊厳を傷つけるために行われた行為である」と認定している

この際、川崎フロンターレは不服としてAFCに上訴したが覆ることはなかった。川崎側は、「私たちとしては、旭日旗に政治的又は差別的なメッセージは一切ないとお伝えしてきた」とコメントした。

自国での東京五輪では旭日旗の持ち込み容認

このような認識は日本のスポーツ界で踏襲され、東京五輪・パラリンピック組織委員会は、旭日旗の持ち込みを容認している。

2019年、韓国政府は旭日旗を東京五輪・パラリンピックの競技会場に持ち込むことなどを禁止するよう求める書簡を、国際オリンピック委員会(IOC)に送付した。だが、朝日新聞によると組織委員会は「旭日旗のデザインは日本国内で広く使用されており、政治的主張にならない」とした。

旭日旗は、かつて大日本帝国の陸海軍旗として使用されたことから、戦時中に旧日本軍から被害を受けた国々からは軍国主義の象徴と見なされている。

ワールドカップの舞台に旭日旗を持ち込むことは「日本の軍国主義の過去」を軽視していると、そうした国々や世界中に発信していることにならないだろうか。

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