「太平洋の幽霊船」と呼ばれた米軍艦の残骸、24年に発見 保存状態は「格別」

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(CNN) 「太平洋の幽霊船」として知られる米海軍の駆逐艦の残骸が海底探査によって発見される――。米カリフォルニア州沖で一昨年、そんな出来事があった。

「USSスチュワート」は1946年5月の米海軍の演習中、意図的に沈められたが、その地点が判明したという。共に探索に関わったエア・シー・ヘリテージ・ファウンデーションとサーチ・インクが2024年10月1日に発表した声明で述べた。

海洋探査を手掛ける米企業オーシャン・インフィニティーが投入した自律型無人潜水機3機は、カリフォルニア州北部沖の海洋保護区の海底をこの年の8月1日から24時間にわたり調べていた。ソナーやマルチビーム音響測深のデータから、スチュワートが海面下1036メートルの地点に眠っていることを突き止めた。

米サンフランシスコ湾に到着したUSSスチュワートの写真=46年3月/Donald M. McPherson/Naval History and Heritage Command
米サンフランシスコ湾に到着したUSSスチュワートの写真=46年3月/Donald M. McPherson/Naval History and Heritage Command

声明によれば、ソナーによる初期段階の調査の結果、スチュワートは大半が無傷だと分かった。依然として滑らかで堂々とした船体は、海底に対してほぼ直立している。艦船の年代を考慮すると、保存状態の良さは格別だという。

1920年に就役したスチュワートのその後の運命は、波乱に満ちたものだった。

報道向けの発表によると、スチュワートは42年の日本軍との戦闘で損傷、鹵獲(ろかく)され、大日本帝国海軍の第百二号哨戒艇となった。

間もなく連合軍のパイロットたちから、旧式の米国の駆逐艦が敵側の深い位置で活動する奇妙な光景を伝える声が寄せられるようになった。

「大戦末期、呉港に停泊するスチュワートを確認するに至って、太平洋の幽霊船にまつわる謎がようやく解けた」

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