大草原の小さな町、病院支える移民スタッフをCNNが密着取材 米ノースダコタ州

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ノースダコタ州ヘッティンガー(CNN) 米ノースダコタ州のヘッティンガーは人口が約1100人、食料品店は1軒しかない小さな町だ。フィリピン出身の超音波検査技師、マリチュ・カスティリョ・ビリャミエルさんがここの病院の求人に応募した時、最初に受けた質問は「マクドナルドは好きですか?」だった。

採用担当者が確認したかったのは、故郷から遠く離れ、大した移民コミュニティーもない町の職場で構わないかという点だった。

マリチュさんは「はい、大丈夫です」と答えた。それから「マクドナルドがそれほど好きなわけでもない。ハンバーガーは自分で作れるから」と言い添えたという。

マリチュさんは採用され、ウェストリバー病院に19人いる外国人スタッフの一人として働いている。同病院は地元だけでなく、隣接するモンタナ州やサウスダコタ州からも患者を受け入れている。

CNN取材班はヘッティンガーに1カ月間滞在して、農村部の一角で移民労働者がどんな影響を及ぼし、住民からどう見られているかを探るドキュメンタリーを制作した。大統領選では大半の住民がトランプ大統領に投票した町だが、移民は今や、地域に欠かせない人材のひとつである学校の教師にも採用され始めている。

マリチュさんはパートナーのエリックさんと暮らす自宅に取材班を迎え入れた。6カ月前にフィリピンからやって来た3人の娘たちも同居している。

娘たちを呼び寄せたのは大草原地帯の厳しい冬が終わり、雪が解けるのを待ってからにした。少なくとも気温にはなじみやすいようにとの配慮からだ。

米国で働きたかったというのは「私の夢だから」と、マリチュさんは話す。「米国に住めるチャンスがあるなら、逃す理由はなかった」

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