(CNN) 地球から約49光年の距離に位置する太陽系外惑星のひとつに、大気が存在する可能性が明らかになった。生命が存在できる惑星の候補にもなり得る。
「LHS 1140b」と呼ばれるこの惑星は、地球の約5倍の質量を持つスーパーアース(巨大地球型惑星)。周回する恒星からの距離が程よく、暑すぎず寒すぎず水が存在できるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)の範囲内にある。
米シカゴ大学の惑星科学者、コリン・チェラビム氏が米ハーバード大学の博士課程在籍中に研究を率い、結果を先月の米科学誌サイエンスに発表。「LHS 1140bの質量と半径の測定値から推定される密度をみると、主成分は岩石と考えられる」と述べた。
同氏はまた、LHS 1140bには地球と同じく鉄の核とケイ酸塩鉱物のマントルがあるようだと指摘した。さらに低密度の成分として、水に加えて大気を持つ可能性があることが新たに分かったと報告した。
太陽系外惑星は1990年代に初めて見つかってから、これまでに6200個以上確認されている。
今回の観測が確認されれば、ハビタブルゾーンにある岩石質の惑星で大気が見つかった初の例となる。
生命が存在できる惑星の可能性も
遠くにある岩石惑星の大気を観測するのは難しい。惑星は小さく、その大気は薄いためだ。惑星が主星の前を横切るタイミングを待つ必要がある。日食の場合と同じように、主星からの光が大気を通過すれば、その光の変化が手がかりになり得る。
今のところ、LHS 1140bに生命そのものや、生命を育む大気の存在を示す証拠は見つかっていない。だがチェラビム氏は、地球外生命体の痕跡が見つかるかもしれない有力候補との見方を示す。
「太陽系外で今、生命を探すには最適な場所だと思う」と、同氏は主張する。「岩石主体の組成と、表面に液体の水が存在できる適度な温度、そして大気の存在。これは、われわれが求める3つの主な要因だ」

8 時間前
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