「合意できると確信」 イラン外相が外交交渉に期待、米軍の軍備増強進む中

2 ヶ月前 13

テヘラン(CNN) 米軍がイランに対する攻撃の準備を進める中、イランのアラグチ外相は1日、CNNの取材に答え、核開発を巡る米国との交渉について「合意できると確信している」と語った。

アラグチ外相は「残念ながら、交渉相手としての米国への信頼を失った」としたうえで、地域の友好国を通じたメッセージのやり取りが続いており、「実りある」協議が行われているとも述べた。

米国側にも楽観的な見方があるようだ。トランプ米大統領は1月31日、大統領専用機エアフォースワンの機内で記者団に対し、イランは「我々と真剣に話し合っている」と述べた。

アラグチ外相は、米国の交渉団と直接対話に応じることを約束することは拒否したが、形式ではなく、「交渉の実質」に取り組む必要性を強調した。

アラグチ外相のこうした発言の前には、イランの最高指導者ハメネイ師が、米国によるイランへのいかなる攻撃も中東地域の戦争に発展すると強い言葉で警告していた。

イラン国営メディアによれば、ハメネイ師は1日、テヘランでの演説で、イランはいかなる国も攻撃する意図はないが、イランを攻撃し嫌がらせをする者には断固とした打撃を加えると語った。

ハメネイ師は「もし米国が戦争を始めるなら、今度は地域戦争になるということを米国は知るべきだ」と述べ、X(旧ツイッター)にも同様の発言を投稿した。

ハメネイ師の発言に対し、トランプ大統領は、米国の攻撃が地域戦争を引き起こすというハメネイ師の警告が正しかったかどうか、世界は間もなく目にするだろうと述べた。

トランプ大統領はまた、「我々は世界で最も大きく、最も強力な艦船を、その近くに配備している」とし、「うまくいけば合意に至れるだろう」 「合意に至らなければ、彼の主張が正しかったかどうかが明らかになるだろう」と言い添えた。

交渉再開に向けた協議は、イラン側が核問題に議題を限定するよう求めていることや、米国が中東地域での軍事プレゼンスの縮小を拒んでいることなどから、行き詰まっているようだ。

CNNが、昨年のイスラエルとの戦闘後に再建されたとみられるイランのミサイル戦力や、イランが支援するイエメンの反政府武装組織フーシによる海上攻撃について質問すると、アラグチ外相は、イランの核能力に焦点を当てるべきだと述べた。

アラグチ外相は「不可能なことについて話をするのはやめよう」と語った。「核兵器を保有しないことを保証する公正かつ公平な合意を達成する機会を逃すべきではない」とし、そうした合意は短期間でも実現可能だとした。

その見返りとして、アラグチ外相は、10年以上にわたりイラン経済の重荷となってきた制裁の解除と、平和目的での核濃縮を続ける権利の尊重を求めた。

アラグチ外相は、交渉が決裂した場合、イランは戦争の準備があるとも述べたが、衝突はイラン国外にまで波及する可能性が高いとの見方を示した。戦争は「誰にとっても大惨事になる」とし、中東地域の米軍基地がイラン軍の標的となるだろうと警告した。

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