(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は24日、自国の核開発計画を強化すると約束した。その後は娘を伴い、夜間の軍事パレードを主宰した。
国営メディアによると、約1万4000人の兵士が首都平壌の金日成広場を行進した。兵士の列が投光照明の下で整列行進する様子が確認され、上空では戦闘機が轟音(ごうおん)を立てて飛行した。
ジュエという名だと広く目されている金氏の10代の娘は改めて存在感を示し、父の傍らでパレードに臨んだ。韓国側の観測では後継者として育てられている可能性があるというジュエ氏だが、今回は新たな公式の称号が発表されることもなく、5年に1度の朝鮮労働党大会は幕を閉じている。
軍事パレードの観覧席に拍手で迎えられる金正恩総書記父娘(KCTV)
大会閉会の辞で金正恩氏は、自国の核兵器備蓄を拡大すると強調。核戦力を強化し、兵器の数と配備手段の両方を増強することが党の「揺るぎない意志」だと述べた。
しかし金氏のパレードには、大半の軍事装備が明確に欠如していた。戦車の車列も、そびえ立つ大陸間弾道ミサイル(ICBM)も、極超音速滑空体も、カメラの前を轟音を立てて通り過ぎる輸送起立発射機(TEL)も、そこにはなかった。
兵器が限定的なのは注目に値する。金政権はしばしばパレードで最も恐るべき兵器をお披露目しており、最近の国家プロパガンダは兵器のイメージを前面に出し続けているからだ。
つい先週、国営メディアは金氏が600ミリ多連装ロケット砲の運転席に座る映像を放映した。北朝鮮によるとこの兵器は「核搭載が可能」。数十台の発射車両が威圧的な陣形で整列していた。またわずか4カ月前にも労働党創立80周年を記念した大規模な軍事パレードを雨天で実施し、国営メディアが「最強のICBM」と称する新型戦略兵器システムなどをここで披露した。
第9回を迎えた朝鮮労働党大会は大部分が国家エリートたちの形式的な政治集会だが、最高指導部の人事異動もここで発表された。
金氏の強力な妹、金与正(キムヨジョン)氏は党の副部長から部長に昇格し、権力の中枢での地位を固めた。党と軍の高官ポストが数件入れ替わり、若手の忠誠派が昇格する一方、金正恩氏は満場一致で総書記に「再選」され、さらに5年間の任期を得た。

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