
この記事の要点
- ForgdとDefiLlama、100超の仮想通貨をリアルタイム格付け
- 市場データを即時反映、共通基準でプロジェクト比較が可能に
100超の仮想通貨にリアルタイム格付けを導入
Web3投資銀行Forgd(フォージド)と分析大手DefiLlama(デファイラマ)は2026年8月26日、仮想通貨の格付けシステム「Universal Token Ratings(UTR)」の提供を開始しました。
UTRでは100を超えるトークンプロジェクトを0〜100点で評価し、AAAからCCCまでの格付けとともにDefiLlamaのサイト上で公開しています。
格付けは流動性やスプレッド、取引量、マーケットメーカーの稼働状況、オンチェーンのトークンアンロックといった市場構造の変動に連動して、継続的に更新される仕組みとなっています。
プロジェクトの開示内容と市場の実態が食い違えば格付けは即座に低下するため、投資家や研究者は共通の指標で複数のプロジェクトを比較できるようになります。
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開示と市場実態の二軸で仮想通貨を評価
「開示×実績」の掛け算でスコア算出
発表によると、UTRはプロジェクトが公表する情報を評価する「開示軸」と、その内容が実際の市場データで裏付けられているかを検証する「実績軸」で構成され、それぞれ0〜10点で評価されます。
開示軸では公表情報の完全性や品質、鮮度を評価し、実績軸ではリアルタイムの市場動向を基に、開示された内容が実際の市場で裏付けられているかを検証するとしています。
両社は、この2つの評価を掛け合わせて0〜100点の最終スコアを算出し(UTR=D×P)、その結果に応じてAAAからCCCまでの格付けを付与すると説明しています。
市場変化を即座に反映する格付け設計
UTRは一度算出した格付けを固定するのではなく、トークンのアンロックや新規取引所への上場、マーケットメーカー契約の変更といった検証済みのオンチェーンイベントを、人手を介さずスコアへ反映するとしています。
Forgdの創業者兼CEOであるシェーン・モリドール氏は「仮想通貨業界には透明性を確認するためのチェックリストは存在したものの、継続的に更新される格付けシステムはこれまでなかった」と述べました。
モリドール氏は、UTRが市場の実態をリアルタイムで映し出す仕組みだとした上で、格付けは継続的に維持されて初めて価値を持つよう設計したと説明しています。
500超の監視網とDefiLlamaの公開基盤
こうした継続的な更新は、DefiLlamaとのデータ連携に加えて、Forgdが独自に構築してきた市場監視インフラによって支えられています。
Forgdは現在、500を超えるトークンプロジェクトと35社のマーケットメーカーを継続的に監視しており、UTRは今月始まったDefiLlamaとの連携を通じて提供されています。
DefiLlama上では格付けを時価総額やセクター、取引所の上場ティアなどで絞り込めるほか、各プロジェクトがどの評価項目で強みを持つかもカテゴリ別に確認できます。
DefiLlamaのリサーチ責任者を務めるライアン・セラック氏は「ライブの市場データから算出する格付けは、正直で偏りのないデータを提示するという同社の理念を自然に受け継ぐものだ」と述べました。
同氏は、UTRによって実績を上げているプロジェクトを素早く見分けるための標準的な手段を、DefiLlamaの利用者に提供できると説明しています。
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Source:Forgd・DefiLlama発表
サムネイル:AIによる生成画像

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