ロシアのガス輸送パイプライン付近で爆弾発見、セルビアとハンガリーの国境付近

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(CNN) セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領は5日、ロシア産のガスを輸送するパイプラインの近くで爆発物の入ったバックパック2個が見つかったと発表した。

発見場所はハンガリーとの国境付近。両国ともエネルギー供給はロシアへの依存が大きく、ロシア依存を減らそうとする他の欧州諸国とは立場が異なる。

ブチッチ大統領によると、バックパックには「起爆装置の付いた大型の爆弾2個」が入っていた。発見場所はセルビア北部のカンジザで、「ガスパイプラインから数百メートル」の距離だった。

現地のメディアは現場に大勢の警官が出動して道路が封鎖され、上空をヘリコプターが飛び交う様子を伝えている。

ブチッチ大統領は「重要なガスインフラに対する脅威について、我が軍と警察の初動捜査の結果」をハンガリーのビクトル・オルバン首相に伝えたとしている。

オルバン首相はX(旧ツイッター)への投稿で、緊急国防会議を同日中に招集すると表明した。

爆発物の出所についてブチッチ大統領は、「何らかの痕跡」はあるとしながらも、現時点では明らかにできないと説明。爆弾は「多くの命を危険にさらし」、パイプラインに甚大な被害を生じさせる恐れがあったとしている。セルビア当局は動機に関する詳細を明らかにしていない。

セルビアもハンガリーもロシアとの強固な関係を保っており、セルビアは先月、ブチッチ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談を通じ、ロシアからさらに3カ月分のガス輸入を確保していた。

オルバン首相は、ウクライナの領土を通過するパイプラインを通じたロシアからハンガリーへの石油供給を、ウクライナが封鎖していると繰り返し訴えていた。

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