(CNN) ロシアがウクライナ首都のあるキーウ州に対する大規模攻撃で、新型の極超音速弾道ミサイル「オレシュニク」を使用した。この攻撃では少なくとも4人が死亡した。
米国が中距離ミサイルに分類しているオレシュニクは、通常弾頭や核弾頭を複数搭載できる。ウクライナの防空システムで迎撃することはほぼ不可能。ロシアがオレシュニクを使用したのは今回で3度目だった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、同ミサイルがウクライナ中部のビラツェルクバ付近に着弾したと述べ、「彼らは正気を失っている。ロシアを罰せずにはおかない」と強調した。
アンドリー・シビハ外相によると、発射されたミサイルには模擬弾頭が搭載されていた。

ウクライナはプーチン大統領の主張に反論し、軍事施設のみを目標にしたと述べている/Pavel Klimov/Reuters
欧州連合(EU)の外相にあたるカヤ・カラス外交安全保障上級代表は、「核弾頭を搭載する設計のオレシュニク中距離弾道ミサイルをロシアが繰り返し使用していることは、政治的な脅しの戦術であり、見境のない核瀬戸際外交だ」とX(旧ツイッター)に投稿した。
ウクライナ空軍によると、ロシアは今回の夜間攻撃でドローン600機とミサイル90発を使用。うち604回はウクライナ空軍が撃墜した。シビハ外相は、首都に対する最大級の攻撃だったと位置付けている。
「残念ながら、弾道ミサイルを全て迎撃することはできなかった。キーウの被害は最も大きかった。今回のロシアの攻撃の主な標的はキーウだった」とゼレンスキー大統領は語った。

2 時間前
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