ベネズエラ地震、8日ぶりに警備員を救出。倒壊した建物の下に1週間以上閉じ込められ耐え抜く

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マグニチュード7.2と7.5の地震が相次いで発生し、甚大な被害を被ったベネズエラで7月2日、倒壊したショッピングモールのがれきの下から警備員が救出された。

AP通信によると、救出されたのは警備員のエルナン・アルベルト・ヒル・フローレスさんだ。ヒル・フローレスさんは6月24日に地震が発生した後、北部沿岸の都市ラ・グアイラのショッピングセンターのがれきの下、約9メートルの場所に閉じ込められた。

ヒル・フローレスさんは地震発生時、警備員用の小さな待機所の中にいた。この待機所が盾となって倒壊した建物からヒル・フローレスさんを守り、生存に欠かせない空気が入る空間を生み出したという。

地震発生から4日後の28日に、ヒル・フローレスさんががれきの下で生存しているのをコスタリカの赤十字チームが発見。各国から集まった救助隊が伸縮式カメラを使って連絡をとりながら、水や液体栄養食を送り続け、約100時間にわたる懸命な作業の末に、7月2日に無事救出した。

ヒル・フローレスさんは43歳で2人の子どもがいる。地震でショッピングモールが倒壊した後、家族は深い悲しみに暮れていた。

妻のグスビマール・ゴンサレスさんは、夫の生存を知らされた時の気持ちについて「一筋の希望の光が見えました。彼は英雄のように耐え抜いていました」とCNNの取材に語った。

救助隊によるとヒル・フローレスさんの容体は良好で、救出された後、多くの人々の歓声が上がる中で担架で救急車へと運ばれた。

ベネズエラ当局によると、今回の大地震でこれまでに少なくとも2295人が死亡し、1万1000人以上が負傷したことが確認されている。

また、何千人もの行方が依然として不明で、がれきの中で懸命な捜索が続けられているほか、多くの人たちが避難所や屋外での生活を余儀なくされている。

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