パキスタン、アフガンの「武装勢力」拠点を空爆

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イスラマバード(CNN) パキスタンは22日、隣国アフガニスタンにある武装組織の拠点に空爆を実施したと発表した。今回の空爆は、両国の不安定な和平関係にとって重大な試金石となりそうだ。

パキスタン情報省は、最近相次いだ国内での死傷者を伴う攻撃の責任があるとする武装勢力の拠点7カ所に対し、軍が「情報に基づく選択的作戦」を行ったと明らかにした。標的となったのは、反政府勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」とその関連組織のほか、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)と関係する組織だという。

アフガニスタン国防省は声明で空爆を確認し、「アフガニスタンの国家主権に対するあからさまな侵害」であり、「国際法の明白な違反」だと非難した。

アフガニスタン国防省によると、空爆はアフガニスタン東部ナンガルハル州とパクティカ州の民間地域で行われ、宗教学校や「複数の民家」が標的となった。

ナンガルハル州の警察幹部は国営テレビで、女性や子どもを含む18人が死亡したと述べた。国営メディアによると、22日午前の時点で、がれきの下からの遺体の収容が行われていた。

今回の空爆は、パキスタン国内で1カ月にわたり続いた一連の攻撃を受けたもの。直近では21日に北西部で武装勢力が兵士2人を殺害していた。

今月初めには、首都イスラマバードのシーア派のモスク(イスラム教礼拝所)で自爆攻撃があり、数十人が死亡した。

パキスタン情報省は22日、こうした攻撃について、アフガニスタンに拠点を置く指導部や指導者の指示に基づいて武装勢力が実行した「決定的な証拠」があると主張した。

今回の緊張激化は、昨年10月以降続く両国間の繊細な停戦合意を試すものとなる。両国はここ数年で最も激しい交戦を繰り広げた末に停戦に至っていた。

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