トランプ米政権、ヒズボラに新たな制裁 イランの代理勢力に再指定

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(CNN) トランプ米政権は20日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに新たな制裁を科し、同組織をイランの代理勢力として再指定した。

米財務省は、ヒズボラへの現金移送を担うネットワークの一員とされる10人を制裁対象に指定した。

財務省は声明で、「このネットワークは、レバノン、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、イランの間を民間航空便で移動する運び屋を利用し、各法域間で最大数億ドルを移送している」と説明。「ヒズボラが正式な金融システムを介さずに外貨を入手し、制裁を回避する手段となっている」とした。

一方、国務省当局者によると、今回の再指定は、ヒズボラがイランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」の国外作戦を担う「コッズ部隊」の代理として行動しており、「独立した組織ではない」と示すことを目的としている。ヒズボラとコッズ部隊はいずれも以前から「特別指定国際テロリスト」に指定されている。

同当局者は「今回の決定は、ヒズボラの軍事作戦や対外治安活動、主要な資金調達ネットワークが、イランによる国外テロ活動の主たる手段であるコッズ部隊の延長として機能していることを正式に認めるものだ。ヒズボラはレバノンの抵抗運動ではない」と述べた。

ヒズボラはレバノンの政党であると同時に武装組織でもある。今回の再指定は、トランプ政権がイスラエルとレバノンの和平協議の仲介に取り組む中で行われた。

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