
トランプ大統領の盟友であるリンジー・グラハム上院議員が、ウクライナ訪問から帰国した直後に急死しました。表向きの死因は急性大動脈解離とされていますが、ロシアから「テロリスト」と認定されていた人物だけに、SNS上では暗殺疑惑が爆発的に拡散しています。『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では、著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、暗殺が絶えない米国政界の実情と、この急死をめぐる様々な憶測、そしてトランプ自身が漏らした物騒な警戒心について語ります。
トランプ氏の盟友グラハム上院議員が急死! ロシアが関与?
ぶっちゃけ、米国の政界では暗殺が疑われるような事件が後を絶ちません。
今回はトランプ大統領の盟友であるリンジー・グラハム上院議員(71歳)がウクライナ訪問から帰国直後の7月11日の夜、急死を遂げたため、ロシアによる暗殺疑惑など様々な憶測が飛び交っています。
表向きは、長距離移動の直後に発生した急性大動脈解離が原因とのこと。
グラハム氏はキーウから帰国した直後、首都ワシントンの自宅で胸の痛みを訴え、救急搬送先の病院で亡くなりました。
トランプは暗殺説を完全否定
グラハム氏の長年の盟友であるトランプ大統領は、彼が亡くなる数時間前に電話で話しており、「元気そうだった。少し疲れていたような感じがしたな。彼は持病の心臓の問題を抱えていた。それが災いしたのだろう」と述べ、「ネット上の陰謀論は根拠がない。
ましてやFBIが調査をすること自体が時間の無駄だ」として暗殺の可能性を完全に否定しています。
しかし、グラハム氏はウクライナへの武器供与を強く主張するタカ派であり、ロシアから目の敵にされていました。
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ロシアが逮捕状を出した経緯
というのも、グラハム氏は2022年3月のC-SPANのニュース番組で「プーチン大統領は暗殺に値する。どんな方法にせよ、彼が抹殺されることを願う。プーチンがいなくなった方が、世界は良くなる」と発言。
更に2023年、ウクライナを訪問した際には「ロシア人が死んでいる。アメリカの投資として最高だ」という動画を配信。
それやこれやで、ロシア政府は猛反発し、2024年にはロシア内務省はグラハム氏に対して逮捕状を出したという経緯がありました。
ロシア連邦金融監視庁はグラハム氏を「テロリスト」と認定したほどです。
当然でしょうが、グラハム氏も負けていません。
ロシア製品に対する関税を500%引き上げる法案を提案し、プーチン大統領を名指しで制裁の対象にしました。
今回、彼が急死したのが「10回目のウクライナ訪問から帰国した直後」だったため、SNS上で「ロシアの諜報機関、あるいはイランや親露派による暗殺ではないか」という噂が爆発的に拡散したわけです。
真相は闇の中としか言いようがありません。
トランプの物騒すぎる警告
いずれにしても、暗殺が絶えない米国のため、トランプ大統領も自身の暗殺への警戒を怠っていません。
曰く「俺が暗殺された場合には、犯人を見つけ出し、匿った国を1000発の核ミサイルで完全に破壊するよう命令しておく」。
ぶっちゃけ、「売り言葉に買い言葉」かも知れませんが、物騒極まりない話です。
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image by: Gage Skidmore from Surprise, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
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