(CNN) トランプ米大統領は20日、イタリアのメローニ首相との対立をさらに深め、フランスで今週開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)でツーショット写真の撮影を求められたと改めて主張した。
トランプ氏は欧州における自身の盟友となってきたメローニ氏にSNSで言及し、「メローニ首相はフランスでのG7の会合中、何度も写真撮影を求めてきた」と書き込んだ。
メローニ氏の支持率は急落しているとも主張し、イランとの紛争で米国への支援を拒んだ結果だとほのめかした。
だが、メローニ氏はすぐさまトランプ氏の発言に反論。トランプ氏の主張は的外れだと示唆し、自身の支持率に注意を向けるようアドバイスした。
メローニ氏は20日遅く、フェイスブックで「トランプ大統領、こうした執拗(しつよう)ないわれのない攻撃には意味がない」と記し、トランプ氏との友好関係が自身の人気に寄与したことは一度もないと付け加えた。
メローニ氏は右派の指導者。自らの根強い人気は「イタリアの国益を守る能力」ゆえだとの認識を示し、米国によるイタリア軍基地の利用を今年拒否した理由もそこにあると説明した。
「いずれにせよ、私の人気はあなたが関知することではない」「自分の支持率に集中するようお勧めする」とも述べた。
今回の応酬により、かつて親密だった両首脳の関係はさらに冷え込んだ形だ。今週フランスで開催されたG7サミットでは関係修復の兆しが一時的に見られたものの、米国と欧州の同盟国の間の亀裂はさらに広がっている。
トランプ氏の発言に先立ち、イタリアのタヤーニ外相は19日、過熱する応酬を理由に米国訪問を取りやめると発表していた。米国ではルビオ国務長官と会談する予定だった。
イタリアのテレビ局「La7」が公開した翻訳によると、トランプ氏はLa7との今週のインタビューで、メローニ氏からサミットで写真を撮ってほしいと「懇願」されたと主張。気の毒に思ったので写真撮影に応じたと発言した。
メローニ氏は19日午前に投稿した強い口調の動画でこの発言を否定し、「即座の反論」に値する出来事だと指摘。X(旧ツイッター)への投稿で「トランプ氏の発言は完全なるでっち上げだ。率直に言ってショックを受けている。米国の大統領が同盟国に対してなぜこのような振る舞いをするのか分からないし、初めてのことでもない」などと言及した。

7 時間前
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