アメリカのトランプ大統領は7月8日、トルコの首都アンカラで開かれたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議で、相次いで言い間違いをした。
トランプ氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領との記者会見でイランからの攻撃に触れ、「我々は、日本イスラム共和国から111発のミサイルを発射された」と述べた。
日本は長年にわたるアメリカの同盟国で、両国は第二次世界大戦終結以来、友好関係を維持している。日本がアメリカに向けてミサイルを発射した事実はない。
さらにトランプ氏は記者会見で、ゼレンスキー氏を指さしながら記者団に向かって「プーチン大統領への質問はありますか?」と尋ねた。
その場にいた記者がこの誤りを指摘したものの、トランプ氏は「プーチン大統領への質問はありますか? ゼレンスキーではなく、プーチンです。私が彼に質問します」と繰り返した。
6月に80歳を迎えたトランプ氏は、会見中に居眠りをするような姿がたびたび目撃されるなど、精神面や身体面の健康状態に対する懸念が持たれている。
今回の発言についても、「混乱しているのではないか」「このまま大統領を任せていいのか」などの批判や、ゴジラがホルムズ海峡に立つ姿を描いたイラストによる揶揄などが投稿されている。
イランとアメリカで続く攻撃
トランプ氏の発言は、イランとアメリカの緊張が再び高まる中で飛び出した。
アメリカとイランは6月、戦闘終結のための覚書に署名した。しかし米中央軍は8日、イランがホルムズ海峡を通行していた商船3隻を攻撃したため、報復として同国に強力な攻撃をしたと発表した。
敵対的な状況が続く中で行われているNATO首脳会議で、トランプ氏はイランに対する苛立ちを隠していない。
同氏はゼレンスキー氏との会見に先立ち、米国とイランの暫定的な合意は「終わった」と述べ、イランの指導者たちを「クズども」「頭がおかしい」と非難した。
さらに、「われわれは昨夜彼らを激しく攻撃しました。おそらく今夜再び、強烈な攻撃をするでしょう」と警告した。
一方、トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領に対しては以前に比べて好意的な姿勢を見せ、パトリオットミサイルを自国で製造できるライセンスを付与することに同意したと述べた。
米国製のパトリオットミサイル防衛システムは、ロシアの弾道ミサイルを迎撃するうえで非常に重要な兵器になると考えられている。
トランプ氏はライセンス付与について「かなり良いことだ」「これなら、われわれが彼らに十分な支援をしていないと文句は言えなくなるだろう」と述べた。

1 週間前
4





English (US) ·
Japanese (JP) ·