アメリカのトランプ大統領は5月24日朝、オバマ元大統領やジェームズ・コミー元FBI長官らが囚人服を着るAI画像をトゥルースソーシャルに投稿した。
トランプ氏はこの投稿で「これはひどい(むかつく!)やつらの一団だ。偉大な我が国に大きな破壊をもたらし、武器化によって甚大な損害を引き起こした!」とコメントしている。
AI画像は、アメリカで1969〜74年にかけて放送されたテレビ番組『ゆかいなブレディー家』のオープニングのパロディ風に作られている。
オバマ氏とコミー氏のほか、オバマ政権下で国連大使を務めたスーザン・ライス氏やサマンサ・パワー氏らの顔写真も含まれている。トランプ氏は同じAI画像を2025年7月にも投稿している。
コミー氏への執着
トランプ政権の司法省は2026年4月、約1年前のInstagram投稿をめぐり、コミー氏を起訴した。
コミー氏は2025年5月、「86-47」と読めるように並べられた貝殻の写真を投稿した。
アメリカでは、「86」という数字は「バーやレストランから誰か追い出す」という意味のスラングとして使われ、そこから転じて「誰かを殺す」という意味を持つ場合もある。
トランプ氏は、「47」はアメリカの第47代大統領である自身を指しており、コミー氏の投稿には、自分を殺すよう呼びかける意味が込められているという持論を展開した。
一方、コミー氏はトランプ氏の主張を否定しており、貝殻はビーチを歩いているときにたまたま見つけたもので政治的なメッセージが込められていると思い軽い気持ちで投稿したと説明している。86-47はネット上で、トランプ氏に対する非暴力の抗議を意味する場合もある。
コミー氏は2026年4月に起訴された後、無罪だと主張する動画をサブスタックに投稿。PBSの取材に、次のように語っている。
「(トランプ氏が)執着心を持っているのは間違いありません。私は彼にとって、どうしても忘れられない関係のようです。でもそれは両方向ではありません。私は午前3時に目を覚まして彼のことを考えたり、彼のことをSNSに投稿しなければならないと思ったりはしません」
司法省は2025年9月に、ロシア疑惑の捜査に関連した偽証や司法妨害の疑いでもコミー氏を起訴している。
トランプ氏は第2次政権で自身を批判する人たちを攻撃し、政敵とみなす人物を侮辱するAI画像を何度も投稿してきた。
5月12日には、オバマ氏やバイデン前大統領が排泄物だらけのリフレクティング・プールに首まで浸かるAI画像を投稿している。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。

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