トイレ故障で国際便が緊急着陸、搭乗者287人に「二つしか使えない」

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ニューヨーク(CNN) 乗客乗員287人を乗せてスペインのマドリードから米テキサス州ダラスへ向かっていたアメリカン航空の旅客機(ボーイング777型機)が6日午後、トイレの故障に見舞われてニューヨークの空港に緊急着陸した。

マドリードからダラスまでは10時間以上かかることも多い。

米連邦航空局(FAA)の発表によると、アメリカン航空37便の乗員から、使用できるトイレの数が足りないという報告が入り、同機はニューヨークのJFK国際空港へ行き先を変更した。

アメリカン航空のボーイング777型機には通常、トイレが8カ所ある。ところが同機では今回、2カ所しか使えない状態になった。

操縦士は管制塔に「トイレが二つしか使えない」と報告。「トイレが二つだけ?」と問い返す管制官に、「その通り」と答えていた。

燃料がまだ4時間分以上残っていたことから、同機は正常に着陸できる重量を超え、ブレーキ過熱などの問題を引き起こす可能性があった。このため操縦士は、命を脅かす危険はないものの緊急対応を要する「パンパン」を宣言した。

航空機追跡サイト「フライトアウェア」によると、同機は無事ニューヨークに着陸し、3時間以上過ぎてからダラスへ向けて出発した。

今回の故障の原因は不明だが、専門家によると、航空機のトイレは空気圧を利用した複雑な仕組みになっていて、詰まったり不具合が生じたりすることがあるという。

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