『ダイソー』でも買えるその植物、絶対気をつけて。「100均で買った」報告多数も…食中毒の恐れ

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観葉植物として大人気の「クワズイモ」。

100円ショップの「ダイソー」でもよく売られており、SNSでは自宅にクワズイモを迎えた人から「ダイソーでツヤツヤの葉っぱに一目惚れ。大切に育てていきます」「100均で買ってみたクワズイモ、どうやって育てるの?」といった投稿が相次いでいます。

鉢で育てている人も多く、大きくなったら株分けして人にプレゼントしている人もいるようです。

しかし、育てる上では、過去に食中毒事故が起きている有毒植物であることを覚えておくべきです。

クワズイモの毒性成分とは?

厚生労働省の公式サイトによると、クワズイモは四国・九州の南部や沖縄などに生育するサトイモ科の植物。成長すると、高さが1m以上にもなります。

葉の長さは60~120cmほど。根茎は棒状で太く、しばしば地表に出ます。花期は5~8月で、黄色っぽい肉穂花序の周りに、薄い黄緑色の仏炎苞(葉が変化したもの)が広がっています。果実は球形で、赤色に熟します。

スタイリッシュな見た目から、インテリアとしても重宝されるクワズイモですが、毒性成分の「シュウ酸カルシウム」を含んでいることから、誤食に加え、触れる際には注意が必要です。

食中毒事故多数。液に触れると皮膚炎の恐れも

クワズイモを誤食した際の症状としては、悪心・嘔吐・下痢などが挙げられます。さらに、植物から出る液に触れることで、皮膚炎を起こす恐れもあります。

この植物が厄介なのは、地上部の見た目が食用の「サトイモ」や「ハスイモ」とよく似ている点です。

2023年には、沖縄県那覇市の小学校に通う児童3人が、校内に生えていたクワズイモを口にし、救急搬送されるケースが発生。

2022年には、大分県臼杵市内の出荷者が、自生するクワズイモを食用のハスイモとして市場や仲卸業者に出荷。その後、これを口にした7家族11人が口の中や舌の痛みの症状を訴えたケースも報告されています。

また、徳島県は同年、60代女性がクワズイモの葉を「酢の物」に調理して味見したところ、口の中がしびれたり、吐き気などの症状が出たと発表。この女性いわく、クワズイモは自身が引っ越してくる前から自宅の庭に植えられていたといい、有毒と知らずに調理したそうです。

このほかにも、クワズイモの誤食事故が数多く起きています。食用の植物の近くに植えないよう注意すると共に、万が一口にしてしまった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

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