スペースXの大型宇宙船「スターシップV3」、初めて打ち上げ 成功と失敗が入り混じる結果に

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(CNN) 米民間宇宙企業スペースXの大型宇宙船「スターシップV3」の打ち上げが22日に初めて行われ、成功と失敗が入り混じる劇的な結果となった。

テキサス州南端部にあるスペースXの打ち上げ施設「スターベース」から行われた今回のミッションは、浮き沈みの激しい展開となった。打ち上げ後、ロケットはメキシコ湾上空を飛行。上段の宇宙船「スターシップ」は、船体の破壊につながりかねないエンジントラブルが繰り返し発生したものの、およそ1時間後にインド洋へ着水した。

21日に打ち上げを試みた時とは異なり、カウントダウン中の問題は発生せず、スターシップは打ち上げ予定時間帯に入った直後に離陸し、33基の「ラプター」エンジンが一斉に轟音(ごうおん)を上げて点火した。「許容範囲内」の軌道に到達すると、スターシップは模擬の人工衛星22基を放出することに成功。このうち2基にはスターシップの熱シールドを監視するカメラが搭載されており、息をのむような映像が捉えられている。

ただ、推進装置の「スーパーヘビー」ブースターは、制御された着陸や着水を可能にする「ブーストバック燃焼」を完了できなかった。スターシップ本体もエンジン6基のうち5基しか点火せず、正しい軌道経路に乗ることができなかったが、弾道飛行を維持するための「許容範囲内」の軌道にはとどまった。この問題が原因で、着水前に宇宙空間でエンジン再点火を試みることはできなかった。

こうした問題のほか、着水前の逆噴射で3基のエンジンのうち2基しか点火しない事態にも見舞われたものの、再突入と着水は順調に進んだ。スターシップはインド洋に制御された着水を果たし、スペースXの従業員から歓声が上がる中、炎に包まれた。

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