シャチがマンボウを「こっぱ微塵」にする衝撃行動を発見

1 ヶ月前 14

1頭が固定し、もう1頭が「弾丸」になる

研究チームが分析したのは、カリフォルニア湾南部で偶然撮影された2件の映像です。

最初の事例は2024年7月29日、メキシコのサン・ホセ・デル・カボ沖で記録されました。

そこには成体のメス3頭、成体のオス1頭、若い個体1頭の計5頭のシャチがいました。

1頭の成体メスは、すでに死んでいたヤリマンボウのヒレを口でくわえ、死骸を一定の位置に固定していました。

マンボウの胴体には大きな傷があり、内臓はすでに取り除かれていたとみられます。

すると成体オスが腹側を上にした姿勢で加速し、マンボウへ一直線に突進。

メスは衝突の直前に死骸を放し、オスはそのまま高速で体当たりしました。

実際の映像がこちら。

衝突時には大きな音が響き、マンボウの組織が細かな破片となって水中へ広がりました。

その直後、若いシャチは浮遊する小さな破片を食べ始めました。

一方、成体たちは裂けて残った大きな死骸を食べ、小さな破片には手をつけませんでした。

2025年9月7日に別の場所で撮影された事例でも、1頭がマンボウを固定し、別の1頭が高速で衝突する、ほぼ同じ手順が確認されました。

シャチが衝撃で肉を引き離す事例自体は過去にもありましたが、2頭が連携して死骸を大規模に砕く一連の行動は、これまで詳しく記載されていませんでした。

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