ウクライナの民間人死亡者、昨年は2500人超 過去4年で最多に

3 ヶ月前 10

(CNN) 国連ウクライナ人権監視団(HRMMU)は12日、ウクライナの民間人死亡者が2025年の1年間で2500人を超え、22年にロシアによる全面侵攻が始まって以来、最多になったと報告した。

報告によると、ロシアとの紛争に関連して25年に確認された民間人の死者は2514人、負傷者は1万2142人に上った。ほぼ全員が、ウクライナの掌握地域に対するロシアの攻撃で命を落としていた。

今回の報告書は、ウクライナに安全な場所が存在しないことを物語る。死傷した民間人のうち3分の1以上は、前線から遠く離れた場所にいた。

ロシアは25年、ウクライナの都市に対する空爆を激化させ、ドローン(無人機)やミサイルを使った大規模攻撃で民間人を恐怖に陥れている。

先週も一晩でドローン242機と弾道ミサイル14発、巡航ミサイル22発を発射して複数の都市を攻撃。民間のエネルギー施設が破壊されて停電が発生し、大勢の市民が暖房を使えない状態に陥った。

国連人権監視団によると、ウクライナで25年に確認された民間人の死傷者数は、24年に比べて31%、23年に比べると70%、それぞれ増加した。

同団のダニエル・ベル代表はこうした犠牲者の増加について、「前線に沿った衝突の激化だけでなく、長距離兵器の拡大利用によって全土の民間人がリスク増大にさらされた」と指摘する。

国連のデータによると、22年2月にロシアの全面侵攻が始まって以来、死亡した民間人は確認されただけで1万4900人を超えている。まだ確認できていない犠牲者も多く、ロシアに占領された地や前線付近にはアクセスできないことから、実際の犠牲者はさらに多いと思われる。

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