(CNN) イタリア南部で山火事が発生し、消防が懸命の消火活動を続けている。放火とみて調べていた捜査当局は、複数の猫が可燃性の液体を染み込ませた布を尻尾にくくりつけられ、放たれていたと発表した。
「その動物たちが放たれて走り回り、火が燃え広がった」。カラブリア州市民保護局は21日、フェイスブックにそう投稿。ほかにも火のついたろうそくや発火装置など、放火だったことを裏付ける証拠が見つかったと指摘した。
現場はカラブリア州のポリーノ国立公園周辺。イタリアの放送局RAIは22日、消防が同州内で過去24時間の間に160回以上の消火活動を行ったと報じた。
イタリアのCNN提携局SkyTG24によると、現地の動物保護団体は刑事告発を行い、猫に火をつけた人物の特定につながる情報に1000ユーロ(約19万円)の賞金を提供すると発表した。
イタリアでは2016年にもシチリア島で発生した山火事について、マフィアが猫を使って国立公園で火災を発生させたと当局が発表。翌年にナポリ近郊のベスビオ山周辺で発生した山火事も、同じ手口の放火だったとの見方を示していた。
米カリフォルニア大学バークリー校の研究者ローレン・ピアソン氏は昨年、CNNに対し、マフィア組織が勢力圏を掌握する狙いで放火して、事後に高値で土地を取得していることを裏付ける証拠があると語っていた。

2 時間前
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