イエメン政府、フーシに対する大規模軍事作戦を発表 サウジ連合軍が全面支援を約束

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(CNN) 国際的に承認されたイエメン政府は4日、親イラン武装組織フーシが最近支配下に置いた地域の奪還を目的とした大規模な軍事攻勢の開始を発表した。サウジアラビアが主導する「イエメン正統政府支援連合軍」は同日、全面的な支援を約束した。

フーシは先月、紅海沿岸を南下する電撃的な攻勢を展開し、要衝の港を制圧することに成功。国際海運の安全に対する圧力を強めた。

イエメンのアリーミ大統領評議会議長は4日のテレビ演説で、軍事作戦の目的はフーシが支配する地域を奪還し、国全体で国家統治を回復することだと述べた。

8月以降の戦闘の再燃によってイエメンではすでに数万人が住居を追われており、今後の展開次第では同国内の勢力均衡が変化し、深刻な人道危機がさらに悪化するおそれがある。国連世界食糧計画(WFP)は先週、戦闘の激化により、イエメンの一部地域では4世帯のうち3世帯が飢えに直面していると明らかにした。

イエメン首都サヌアで建物が空爆を受け、近隣の病院にがれきが散乱している/Reuters / AL-MASIRAH TV

サウジ主導連合軍の報道官は、国家機関を回復し、「フーシのクーデター」を終わらせるための取り組みだとして、イエメン政府軍に「作戦の全面支援」を提供し続けると述べた。

報道官は、フーシがサウジアラビアや紅海、バブエルマンデブ海峡の国際海運に対する攻撃を続けているとも非難した。

フーシの支配下にある武装組織は4日、サウジアラビアが過去24時間に首都サヌアなど国内各地を標的として106回の空爆とミサイル攻撃を行ったと述べた。攻撃による死傷者や被害についての詳細は明らかにしていない。

フーシは4日、サヌアなどへの空爆に対する報復として、サウジの重要なエネルギー施設を攻撃したと主張した。

フーシはイエメン首都サヌアでスポンジ工場を攻撃したと表明。この攻撃で3人が負傷した/Al-Masirah TV via Reuters

軍事声明は「最初の攻撃ではサウジの首都リヤドにある国営石油会社サウジアラムコを標的とし、2回目の攻撃ではフライス地域のアラムコを標的とした」とし、標的となった施設で大規模な火災が発生したと述べた。

サウジアラビア側は、フーシが主張する攻撃について何も発表していない。

イエメン政府軍はサウジアラビアによる空爆やフーシ支配地域の封鎖を後ろ盾として、10年以上前にフーシとの戦闘を開始した。

国連によると、2015年3月に始まったイエメン内戦では21年末までに37万7000人が死亡した。このうち15万人以上は武力衝突が直接的な原因で死亡したとされる。一方で内戦によって引き起こされた人道危機に伴う飢餓や病気による死者はこれを上回る。

22年に国連の仲介で成立した停戦によって、双方の戦闘は比較的低い水準に抑えられていたが、8月に再び急増した。

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