「都会の喧騒を離れ、渋谷駅から徒歩15分の避暑地『松濤美術館』へ!」。そんな言葉とともに、渋谷区立松濤美術館(@shoto_museum)がXに投稿した一枚の写真が話題になっています。
写っているのは、建物中央を地下から屋上まで貫く大きな吹き抜け。縦に伸びる柱や回廊、ガラス越しに差し込む光、最下部の水面が組み合わさり、独特の空間を生み出しています。
この建物を設計したのは、建築家の白井晟一氏。ドイツ留学中に哲学やゴシック建築を学び、戦後日本のモダニズムとは一線を画す建築を残した人物。松濤美術館は1980年に竣工し、翌1981年に開館しました。
周囲が住宅街のため高さなどに制約があり、建物は地上2階・地下2階に。外周の窓を抑える一方、中央に楕円形の吹き抜けを設け、そこから光や空気を内部へ取り込む構成になっています。吹き抜けの底には噴水のある池もあり、「光」と「水」が建築そのものの重要な要素になっています。
投稿には、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する巨大な宇宙要塞を引き合いに、「一瞬デス・スターの中かと思った」という声のほか、「公立美術館とは思えないステキでファンキーな建物」「吹き抜け、素敵すぎる」「写真撮りに行きたい」といった声が寄せられ、建築そのものにも注目が集まっています。
なお、松濤美術館では現在、「没後50年 髙島野十郎展」を9月6日まで開催中。「蝋燭」「月」で知られる髙島野十郎の作品を中心に、初公開作や関連資料など約170点を紹介する過去最大規模の回顧展です。

1 時間前
1





English (US) ·
Japanese (JP) ·