身近な場所に自生している植物の中には、危険な毒を持つものも数多く潜んでいます。夏頃から見頃を迎えるキンポウゲ科の「センニンソウ」もその一つです。
千葉県野田市の公式サイトによると、センニンソウは日当たりのよい場所を好み、林縁や野原のほか、市街地でも公園や道ばた、植え込みなどで見かけることがあります。
春頃になると一気につる状の茎を伸ばし、あちこちに絡みついたり、覆いかぶさったりしながら生育します。
花に花びらはありませんが、白くて細長い4枚の“がく”が花びらのように見えます。
花期が終わると、果実から雌しべの花柱が長く伸び、そこにふわふわとした白い綿毛のようなものをつけます。これが仙人のひげや白髪に見えることから、「仙人草」と名付けられたといわれています。
茎や葉から有毒な液汁
毎年、夏頃になると、SNSで「道端にセンニンソウがたくさん咲いていました。かわいくて大好きなお花」「家の庭でセンニンソウが満開に。可憐な見た目が美しい」といった投稿が相次ぎ、人気の高さがうかがえます。
しかし、キンポウゲ科の多くは有毒で、東京生薬協会の公式サイトによると、センニンソウもプロトアネモニンなどの毒成分を含んでいます。
茎や葉の液汁に触れたり、雨の日に花粉が付着した場合、皮膚炎を起こすことがあります。
そのため、手入れの際は、手袋や保護メガネなどを着用すると安心です。

1 日前
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