メタルフェス参加者は「氷水の痛み」にどれほど耐えられる?
ヘヴィメタルでは、怒りや苦痛、不安といったネガティブな感情が強く表現されることがあります。
一方、慢性的な痛みの研究では、怒りを抑え込むことが痛みを強める可能性が指摘されてきました。
そこで研究チームは、怒りを強く表現する音楽をライブで何日も体験すると、痛みへの反応が変わるのではないかと考えました。
研究が行われたのは、毎年約8万人ものメタルファンが集まるドイツのWacken Open Airです。
実験には122人のメタルファンが参加しました。
うち60人はライブが始まる前日に測定された「フェス前群」、62人はライブ開始から3~4日後に測定された「フェス中群」です。
同じ人を前後で調べたわけではなく、どちらもフェスに来ていた別々のメタルファンを比較しています。
参加者はまず心拍数などを測定された後、約2℃の氷水に手と前腕を入れ、最大4分までどれほど耐えられるかを試しました。
研究者はここで、「痛みを感じ始めるまでの時間」と「痛みを感じてから手を抜くまでの時間」、さらに「どれほど不快だったか」を分けて評価しました。
つまり、単純に「痛いか、痛くないか」を調べたわけではありません。






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