LABトークン、24時間で78%急落|原因巡りZachXBTと運営が対立

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この記事の要点

  • LABトークンが24時間で78%急落、時価総額570億円に縮小
  • ZachXBTが価格操作を指摘、取引所3社の対応不足を批判

LAB78%急落、原因巡り見解が対立

AIを活用したマルチチェーン対応の取引ターミナルを手がけるLAB Trade(ラボトレード)は2026年7月9日、同社が発行するトークン「LAB(ラボ)」の急落を受けて、X上で声明を発表しました。

仮想通貨データサイトCoinGeckoによると、LABは過去24時間で約78%下落し、時価総額は約3億4,900万ドル(約570億円)まで縮小しています。

同声明でLAB Tradeは、大口の市場参加者による強い売り圧力が急落の要因だとしたうえで「チームとは関係のない独立系トレーディング会社も相当量のLABを保有している」と述べています。

(前略)現在、大口市場参加者による大規模な売り圧力が確認されています。また、当社チームとは関係のない複数の独立系トレーディング企業も、LABを相当量保有しています。

当社は流動性パートナーと緊密に連携しながら、市場の状況を引き続き注視しています。(後略)

一方、オンチェーン調査で知られるZachXBT氏は8日、大手取引所3社の対応不足をX上で批判し、LABの取引を控えるよう呼びかけました。

(前略)ここまでの事態になる前に、Binance、Bitget、Gateが何らかの対応を取らなかったのは残念です。

もしCEXが本当にユーザー保護を重視するのであれば、価格操作を行ったアカウントの利益は、少なくとも被害を受けたユーザーへ還元されるべきでしょう。(後略)

外部売却か価格操作か、見方分かれる

LABは最高値比96%安を記録

仮想通貨データサイトCoinGeckoの集計によると、LABは過去最高値の27.30ドル(約4,400円)から8日時点で約1.17ドル(約190円)まで下落し、最高値比で約96%安を記録したほか、直近7日間でも約87%値下がりしています。

価格急落に伴って時価総額も約3億4,900万ドルまで縮小し、過去1週間で市場価値の大半を失う結果となりました。

こうした値動きについて、ZachXBT氏は自身の投稿で、LABは14ドルから2ドル弱まで約85%下落したと指摘するとともに、完全希薄化評価額(FDV)は一時140億ドル(約2兆2,700億円)に達していたと言及しました。

運営「外部大口の売りが急落要因」

価格急落を受けてLAB Tradeは声明を公表し、今回の値動きは残念だとしたうえで、製品ロードマップや長期的な事業方針に変更はないとの考えを示しました。

下落の要因について同社は、チームとは無関係な大口市場参加者による強い売り圧力を挙げ、複数の独立系トレーディング会社も相当量のLABを保有していると説明しています。

その一方で、流動性を提供するパートナーと連携しながら市場の状況を確認しており、新たな情報が判明した際には改めて公表する方針も明らかにしました。

ZachXBT「インサイダーが操作」と批判

これに対しZachXBT氏は、インサイダーが浮動株のすべてを掌握したことで、マーケットメイカーを介した価格操作が取引所上で行われたとの見方を示しています。

同氏はBinance(バイナンス)Bitget(ビットゲット)Gate(ゲート)の3社を名指しし、異常な値動きに十分対応しなかったと批判したうえで、価格操作によって得られた利益は利用者へ還元されるべきだと主張しました。

あわせてLABの取引は推奨しない姿勢も改めて示しており、CoinGeckoの銘柄ページには同氏の警告に関連する注意書きも掲載されています。

急落で取引所の上場審査に議論再燃

今回の急落についてZachXBT氏は、流動性の乏しいRAVEやSIRENなどのトークンで過去に見られた急騰・急落と同様の流れだったとの認識を示しました。

こうした指摘を受け、仮想通貨(暗号資産)の急落が発生した際の取引所の監視体制や、供給が一部の保有者へ偏った銘柄に対する上場審査の在り方にも改めて注目が集まっています。

一方、LAB Tradeは外部の大口保有者による売却が急落の要因との立場を示しており、内部者による供給支配を指摘するZachXBT氏の見解とは大きな隔たりがあります。

現時点では双方の主張を裏付ける十分な情報は公表されておらず、急落の実態は引き続きオンチェーンデータなどから検証が進められています。

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Source:LAB Trade公式X / ZachXBT公式X
サムネイル:AIによる生成画像

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