44歳まで生きた「世界最高齢ハト」、飼い主は”息子のようだった”と語る

3 ヶ月前 27

44歳まで生きた白いハト「シュガー」

シュガーは1981年6月23日、デュウェイン・オレンダー(Dewayne Orender)さんのもとで生まれた白いハトです。

その始まりは、1970年代の終わり頃にさかのぼります。

デュウェインさんは知人から、マジックショーで使われていたオスのハトを譲り受けました。

彼はそのハトを「ルーサー」と名付け、さらにペットショップで購入したメスのハト「ギジェット」と一緒に飼い始めます。

数週間後、ケージの中に2つの卵が現れ、それぞれヒナが誕生します。

そのうちの1羽が、後に世界記録保持者となるシュガーでした。

もう1羽の「ゴールディ」は別の家庭へ引き取られましたが、シュガーはデュウェインさんのもとで暮らし続けます。

デュウェインさんはその後もしばらくハトを育て、多い時には4つのケージで8羽を飼育していたそうです。

やがて多くのハトは知人などへ譲られましたが、シュガーだけは長くデュウェインさんのそばに残りました。

2人の関係は、単なる飼い主とペットという言葉では収まりきらないものでした。

毎朝9時になると、デュウェインさんは鳥かごの布を外し、シュガーを起こします。

朝食を済ませると、2人は一緒にソファへ移動。テレビ番組を見るのが日課でした。

特に音楽が大好きだったシュガーは、歌が流れると足でリズムを刻んでいたそうです。

デュウェインさんは50年以上音楽活動を続けるミュージシャンでもあり、シュガーは彼のミュージックビデオにも登場しています。

また、シュガーはデュウェインさんの膝の上に乗るのが大好きだったため、彼は愛情を込めてシュガーを「lap dog(膝の上の犬)」と呼んでいました。

こうした生活を40年以上も続けた結果、シュガーは2025年9月4日、「44歳72日」で“飼育下で世界最高齢のハト”としてギネス世界記録に認定されます。

それまでの記録保持者は、ドイツのハト「メトセラ(Methuselah)」で、29歳6カ月でした。

シュガーはその記録を15年以上も更新したことになります。

しかし、この奇跡のような記録の直後、突然の別れが訪れます。

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