2007年の家族の集まりでナチス式敬礼、サモアの首相が謝罪

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(CNN) 南太平洋の島国サモアのラアウリアレマリエトア・レウアテア・シュミット首相が、過去の自身の動画について謝罪した。2007年の家族の集まりで撮影された動画の中で、シュミット氏はナチス式敬礼をしながら「ハイル・ヒトラー」の合唱を主導している。

シュミット氏は、自身の当該の言動は「公の場に向けたものではなかった」と述べ、5日に政府が発表した声明で謝罪した。

「20年前のあの集まりにおける状況や意図がどうであれ、あの発言とジェスチャーが不適切であり、不快感や傷を与える可能性があったことは認識している。それらの使用について謝罪する」。昨年サモアの首相に就任したシュミット氏はそう述べた。

シュミット氏によると、この反ユダヤ主義的な発言は07年、サモア最大の島であるサバイイ島で行われた「私的な家族の集まり」で出たもの。当時同氏は国会副議長を務めていた。

サモア・オブザーバー紙が4日に最初に報じたところによると、7秒間の動画にはシュミット氏が約12人の人々にナチス式の敬礼をさせ、「右手を上げろ、ハイル・ヒトラー」と叫ぶ様子が映っている。人々は同氏の言葉とジェスチャーをまねしている。

同氏は昨年、報道内容が「不公平」だとして、サモア・オブザーバー紙をすべての政府記者会見から締め出した。

サモアは南太平洋、フィジーの近くに位置する人口約22万1000人の小さな国。東には米領サモアがある。

20世紀初頭にドイツの植民地となったことから、ドイツ系の血を引き、ドイツ系の姓を持つ住民が多い。

1914年にはニュージーランドが当時西サモアと呼ばれていた同地域をドイツから奪取。62年のサモア独立まで統治を続けた。

シュミット氏は5日の声明で、問題の動画における自身の行動は、自らの個人的な信条、あるいはサモア政府や国民の信条を反映するものではないと説明。「私はナチズム、反ユダヤ主義、人種差別、そしてあらゆる形態の政治的過激主義を拒絶する」とし、この件は解決済みだとの認識を示した。

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