イギリス・南ウェールズのオグモア周辺の海岸で、19世紀のものと見られる「黒い革靴」が数百足も見つかり、地元で大きな話題となっています。
BBCによると、靴を発見したのは、岩場の再生活動をしている団体のボランティアら。2025年12月18日にオグモアの海岸で清掃作業をしていた際、約200足を回収しました。昨年の9月以降に見つかった靴の総数は400足を超えているとのことです。
発見された靴は形や大きさがさまざまで、釘で靴底を留めたヴィクトリア朝時代特有の作りが確認されています。保存状態が良いものも多く、子ども用とみられる靴も含まれていました。
スミソニアンマガジンによると、現在有力視されているのは、約150年前のヴィクトリア朝時代に近海で沈没したイタリアの貨物船の漂流物であるという説です。
この貨物船は大量の革靴を積んで航行中、オグモア沖にある「タスカー・ロック(Tusker Rock)」という岩礁に衝突して沈没。船から放出された靴は、潮流に乗ってオグモア川の河口付近へと流れ着き、長い年月をかけて川岸の土砂の中に埋もれたと考えられます。
近年、嵐や荒天、川の浸食によって、これまで土砂や泥の下に封じ込められていた漂流物の層が剥き出しになり、海岸に再び姿を現しているのではないかと指摘されています。
一方、1960年代に地元の工場で大量生産された修理不能の靴が川に廃棄された可能性もあり、原因は特定されていません。

3 ヶ月前
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