高市首相に「戦争反対!」「9条を守れ!」20万人以上が死亡した沖縄で全戦没者追悼式、参列者から声上がる

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沖縄県・糸満市の平和祈念公園で6月23日に行われた「令和8年沖縄全戦没者追悼式」で、あいさつをした高市首相に対し、参列者らから「9条を守れ!」などの声があがった。

高市首相は、玉城デニー知事による平和宣言、豊崎中学校2年の亀谷琉奈(かめやるな)さんによる「平和の詩」朗読の後に、来賓あいさつとして登壇した。

壇上に向かう高市首相に対し、参列した市民から「戦争反対!」「24万人に謝ってこい!」などの怒りの声が上がり、あいさつが終わるまで続いた。

沖縄県は太平洋戦争で国内最大の地上戦が行われた場所で、20万人以上が亡くなった

国籍や軍人・民間人の区別なく、沖縄戦などで死亡した全員の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎」には、2026年6月現在、24万2659人の名前が刻まれている。

一方、高市首相が総裁を務める自民党は、自衛隊の明記などを含む憲法の改正を掲げている。高市首相は4月に東京で開かれた自民党大会では「時は来ました」と改憲への意欲を示した

沖縄タイムスによると、高市首相は追悼式後の記者会見で、「戦争反対!」などの声についてどう感じたかについて問われ、「喋っていたために何を言っているかはっきりと聞こえたわけではない」とした上で次のように述べた。

「もちろん私たちは閣僚も、総理大臣も、国会議員も。憲法遵守義務を負っています。戦争をやめろと言っても、戦争はやっていません。平和国家としての歩みを戦後ずっと続けてきたというのは日本国の誇りです。その上で、平和を守るために、命を守るために防衛力をしっかりと自主的に強化したいと考えている」

2026年2月の衆議院総選挙で自民党が圧勝し、高市政権が憲法改正を優先課題として掲げる中、国会前など日本各地で、憲法改正や戦争に反対するデモが行われている。

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