警察官、激流に呑まれた車から乳児を救助⇨洪水の危険性を訴え「命より優先すべき近道はない」(アメリカ)

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2026年5月23日、テキサス州ビービルで激しい豪雨が発生し、低水路(道路が低くなっている冠水しやすい場所)が一気に増水。乳児を乗せた車が洪水に流される事故が発生しました。

ビービル市警察の発表によると、雨の勢いが非常に激しく、当局が道路にバリケードを設置する時間さえありませんでした。消防署長が車を止めようと呼びかけましたが、ドライバーは気づかずにそのまま進入。車はタイヤの上まで水に浸かり、激流に押し流されて川(クリーク)へと落ちていきました。

The Guardianの報道によると、車が身動きできなくなった際、パニックになったドライバーが「子どもを助けて!」と叫んだといいます。これに応じたプエンテ巡査が濁流の中に飛び込み、助手席側のドアから乳児をベビーキャリアごと救出しました。ドライバーが「(赤ちゃんを)包んであげて!」と叫ぶと、別の隊員がすかさずジャケットで赤ちゃんを覆い、激しい雨から守りました。Fox Newsによると、その後ドライバーも無事に救助され、幸いにも怪我人は出ませんでした。

ビービル市警察はこの映像を公開し、洪水の危険性を強く訴えています。「わずかな流水であっても、車を道路から押し流すには十分な威力があり、危険に気づいた時にはすでに手遅れになっていることがあります」。

また、バリケードが設置されている場所を迂回することは犯罪行為にあたると警告したうえで、「どんな用事や近道、目的地であっても、自分や家族の命を危険にさらすほどの価値はありません」と締めくくっています。

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