“認知症なしの人生”を13年延ばす「45歳から気を付けたい3つのこと」

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認知症になる「確率」ではなく「認知症なしで生きられる時間」に注目

高血圧や糖尿病、喫煙が、将来の認知症と関連することは以前から知られていました。

しかし従来の研究では、「認知症になりやすいか」という発症リスクに注目するものが多く、その人が実際に何年間を認知症にならずに生きられるのかは十分にわかっていませんでした。

そこで研究チームが調べたのが「認知症なしの生存期間」です。

これは、「生きていて、なおかつ認知症ではない状態」で過ごせる時間を意味します。

研究には、米国で長期間続けられているARIC研究の参加者1万2409人のデータが使われました。

研究チームは中年期に、高血圧、糖尿病、現在の喫煙という3つの血管リスクを調べ、それぞれが何個当てはまるかによって参加者を0~3個の4グループに分けました。

高血圧は血圧が140/90mmHg以上、または降圧薬を使用している場合、糖尿病は診断歴や糖尿病薬の使用、HbA1c(ヘモグロビンA1c:過去1〜2か月の平均血糖値を反映する指標)が6.5%以上などを基準に判定しています。

喫煙については、調査時点で吸っている人をリスクありとしました。

そして55歳時点で生存し認知症ではなかった人を対象に、最大95歳までを分析しました。

追跡期間の中央値は26.3年に及び、その間に3008人が認知症を発症し、5238人は認知症にならないまま亡くなりました。

そして、3つの血管リスクが増えるほど、認知症にならずに生きられる期間が段階的に短くなることが判明しました。

では、その差はどれほど大きく、なぜ生まれたのでしょうか。

より詳しい結果を次項で見ていきます。

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