蚊に刺されにくくする対策4選を紹介。蚊を引き寄せるのは「あれ」だった

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8月も下旬を迎え、夏の終わりが近づいてきました。ただ、この時期もまだまだ注意したいのが蚊の存在です。

今年はどれくらい刺されたでしょうか。蚊に刺されやすい人として「子ども」「酒を飲んだ人」などがよく挙げられますが、近年の研究でわかってきているものに「足の裏のにおい」があるといいます。

除菌シートでできる工夫など、虫ケア用品最大手のアース製薬に詳しく教えていただきましょう。 

蚊に刺されやすい人とは!?

ウェザーニュース

そもそも、蚊には刺されやすい人っているのでしょうか。

「蚊に刺されやすい傾向の人がいるのはわかっています。お酒を飲む人、子どもや妊婦さんなど体温が高めの人、暗い色の服を着た人などです。

蚊(主にヒトスジシマカやアカイエカなど)は、人間が吐き出す二酸化炭素や、汗に含まれる乳酸・アミノ酸などの皮膚のにおい、および体温(温熱)などを感知して寄ってきます。そのため、体温が高く汗をかきやすい人や、運動後で呼吸が荒くなっている人はターゲットになりやすい傾向があるのです」

ウェザーニュースが「今年、一番蚊に刺された部分は?」というアンケート調査を実施したところ、「腕・手」が42.6%で最も多く、次いで「脚・足」が36.7%となりました。腕や手は露出しやすく蚊の標的になりやすい一方で、「脚・足」を最も刺されたと答えた人も4割近くに上りました。

では、なぜ蚊は足元にも寄ってくるのでしょうか。その理由の一つとして注目されているのが、「足のにおい」です。

足のにおいが蚊を引き寄せる!?

ウェザーニュース

では、足のにおいに寄ってくるというのはどういうことなのでしょうか。

「蚊が足の常在菌によって生じる特有のにおいに強く引き寄せられることがわかっています。

人の皮膚には、目には見えない非常に多くの菌が存在しています。皮膚の常在菌と呼ばれるもので、人によって、また部位によっても種類やバランスが異なります。

足の裏には多様な皮膚常在菌が存在しており、これらの菌が汗や皮脂を分解する際に、脂肪酸などのにおい物質を発生させます。

こうした研究によって、特定の種類の常在菌やその代謝物が放出するにおいが、蚊を強く惹きつける引き金となっていることがわかっています」

実際に、足の指や足首など足元ばかり刺されると感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

「例えば、多数の蚊がいるところに、一度履いてから脱いだ靴下を置くと蚊が寄っていく様子が観察できます。常在菌のバランスや代謝物の違いによって蚊が集まりやすくなるのです。

蚊は⾵を避けるために地面に近い低い位置を飛ぶことが多いため、常在菌が多く、においが強い⾜元は、格好のターゲットになってしまうのです」

除菌シートで蚊対策!?

ウェザーニュース

夏も終わりに近づいてきていますが、花火にキャンプなどお出かけの機会は多いもの。

「蚊は『人類最大の敵』とされているように、刺されるとかゆくて不快なだけでなく、デング熱やジカウイルス感染症などの感染症を媒介することもあります。

とても小さな存在ですが、数十m離れた場所からでも、ターゲットとなる人を見つけて飛来します。十分な対策が必要です。

蚊を引き寄せる原因の一つである『足の常在菌やその代謝物(におい成分)』を一時的に減らす対策として、アルコール入りの除菌シート等で足の裏や指の間をしっかり拭くことが効果的です」

ただ、それだけで蚊を防げるわけではないので、適切な蚊対策も忘れないようにしましょう。

「肌の露出を避け、白っぽい明るい単色の服を選んでください。また、除菌シートによる拭き取りに加え、虫よけ剤(蚊に有効な成分を配合したもの)を正しく使用することが最も確実な対策になります。

さらに、虫よけ剤はスプレータイプのものでは、肌に直接噴霧した後に手でしっかり塗り拡げ、塗りムラを無くすことが大切です。足元や足首周りも忘れずに塗布して、汗をかいたり、時間が経ったりした場合はこまめに塗り直すことが有効です」

蚊のシーズンはまだしばらく続きます。刺されてかゆい思いをしないように、しっかり対策していきましょう。

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