(CNN) 米国とイランは4月の停戦開始以降、最大規模となる夜間の攻撃の応酬を繰り広げた。連日のやり取りや各方面での不満の高まりを受け、交渉は危うい局面に差し掛かっている。
夜間の応酬は、イランのカーグ島に向かうボツワナ船籍の石油タンカーを米軍が「ヘルファイア」ミサイルで攻撃したのをきっかけに始まったとみられる。中央軍によると、この船は米軍によるイランの港湾封鎖に従わなかった。
これに対し、イランはリベリア船籍の船に向けてミサイルを発射したと発表した。
だが、事態がさらに深刻化したのは、米軍がホルムズ海峡付近のゲシュム島にあるイラン軍の地上統制拠点を攻撃した後のことだ。これを受け、イランは湾岸地域のクウェートとバーレーンに対してミサイルやドローン(無人機)を発射した。
イランによれば、攻撃目標となったのは湾岸地域にある「米軍の航空・ヘリコプター基地」と、バーレーンにある米軍第5艦隊の司令部。だが、米国は「米軍に対するイランの攻撃はすべて失敗に終わった」と述べ、イランのミサイルやドローンは迎撃されたか、目標に「届かず落下した」と付け加えた。
イランメディアは、米イラン両政府の間で協議が続いていることを示唆している。トランプ米大統領はABCニュースに対し、ホルムズ海峡の再開と停戦延長に向けた合意が「今後1週間で」成立する可能性があるとの見解を示した。
ただ、停戦は危うい状況にある。イランは今週初めに協議を停止し、イスラエルによるレバノン攻撃が続けば、事態をエスカレートさせると威嚇。トランプ氏はイスラエルにレバノン攻撃の抑制を求めており、3日もさらなる協議が続く見通しだ。

3 時間前
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