米イラン協議の決裂、「終わりなき戦争」の恐れ 専門家

3 日前 5

(CNN) 停戦協議が頓挫し、米国とイランが攻撃の応酬を続けるなか、両国が「終わりなき戦争」に突入する恐れがあると地域情勢の専門家が警告した。

国際紛争に関するシンクタンクの「国際危機グループ(ICG)」の上級顧問でイラン・プロジェクトのディレクターを務めるアリ・バエズ氏は「1ページ半の覚書をまとめるのに約2カ月を要したが、それが崩壊するまでにはわずか3週間しかかからなかった」と述べた。

バエズ氏はCNNの番組「コネクト・ザ・ワールド」で、「これほど最低限の合意すら両者の間で維持できないのであれば、こうした緊張に歯止めをかけることはできない。つまり、次から次へと暴力の連鎖に陥ることを意味する。これこそが、まさに『終わりなき戦争』の概念そのものだ」と語った。

米国とイランは4月、不安定ながらも停戦で合意し、6月に覚書に署名した。覚書は、戦闘の恒久的な終結やイランの核開発計画、ホルムズ海峡の長期的な管理、そのほか地域の重要な問題をめぐる協議への道筋をつけるものとなるはずだった。

バエズ氏によると、当初の合意が定着しなかったのは、イランと米国が14項目からなる文書について、それぞれ「自らの解釈を押し通そうとした」ためだという。

同氏は「問題は、文言の解釈をめぐる相違を解消するため交渉の場に戻るのではなく、双方が自らの解釈を押し通すために武力を使うことを選んだ点にある」と述べた。

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