米で流行の寄生虫感染症、初の死者確認 ミシガン州で2人死亡

1 ヶ月前 12

(CNN) 米中西部ミシガン州の保健当局は3日、寄生虫感染症「サイクロスポラ症」の集団感染に関連して2人が死亡したと発表した。

米国の複数州で発生している激しい下痢を引き起こす今回の集団感染で、死者が確認されたのはこれが初めて。

ミシガン州保健福祉局は、「ミシガン州に影響を及ぼしているサイクロスポラ症の集団感染に関連して、2人の死亡が確認された。医療記録によると、2人はいずれも重い基礎疾患を抱えており、サイクロスポラ症や脱水症状によって影響を受けた可能性がある。この2件について、これ以上の情報は公表しない」としている。

同局によると、サイクロスポラ症は「一般的には命に関わる病気ではない」ため、死亡するケースはまれだという。同州では計1万1234人の感染が報告され、このうち193人が入院した。

米疾病対策センター(CDC)もウェブサイト上で、「今回の集団感染に関連し、ミシガン州で基礎疾患のある2人がサイクロスポラ症により死亡したことを把握している」と発表した。

サイクロスポラ症は、生鮮食品や水を汚染する可能性のある微小な寄生虫によって引き起こされ、感染者に激しい下痢をもたらす。自然に回復する場合もあるが、治療を受けなければ症状が1カ月以上続くことがあり、下痢が長引くと十分な水分を保つことが難しくなる。頻繁な下痢による脱水症状は、重症化の原因となり得る。

CDCによると、サイクロスポラ症の症例は米国で春から夏にかけて増加することが知られており、典型的な流行期は5月初旬から8月末までとされる。だが、今年は特に症例数が多くなっている。

記事全体を読む