米AI企業のアンソロピックが上場申請、1兆ドル規模の可能性

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(CNN) 米人工知能(AI)企業のアンソロピックは1日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。オープンAIとの競争が激化する中、時価総額は1兆ドル(約160兆円)規模に達する可能性もある。

アンソロピックが売りに出す株式数や価格などはまだ未定。年内にはアンソロピックに加えてオープンAIとスペースXも上場する見通しで、AI関連の3大IPOとして期待を集める。

スペースXは先月下旬、上場の計画を発表した。調達額や時価総額の見通しは明らかにしていない。

1兆ドル規模に達する可能性がある2社の相次ぐIPO申請について、調査会社ピッチブックのアナリスト、ハリソン・ロルフェス氏は「IPO前資本が過去最大の規模で同時に市場に投入される」と指摘した。

この1年でAIバブルの懸念が浮上する中、IPOで初めて同社の明確な財務状況も明らかになる。アンソロピックの企業価値の評価額は今年に入って急騰し、2月の3800億ドルから5月には9650億ドルに跳ね上がった。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などIT大手との巨額契約も獲得している。

アンソロピックは昨年公開した「Claude(クロード)」がソフトウェア開発者の支持を集める一方、同社のAI利用をめぐる対立から米国防総省には「サプライチェーン上のリスク」に指定された。強力なAIモデル「Mythos(ミュトス)」をめぐっては、政府機関や投資家の間でサイバーセキュリティー上の懸念を指摘する声が強まった。

Claudeは消費者にも注目され、米アップルのアプリストアでは今年に入って一時トップに浮上。6月1日の時点でオープンAIの「チャットGPT」に続く2位となっている。

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