(CNN) 中国東方航空の機内で24日、乗客のモバイルバッテリーが頭上の収納スペース内で発火する出来事があった。
発火は中国南西部に着陸した直後に起きた。客室乗務員がすぐに消火し、乗客は全員無事に降機。けが人はいなかった。
中国東方航空の安全規則は、モバイルバッテリーを頭上の収納棚に保管してはならないと明確に定めている。熱暴走が発生する危険があるためだ。熱暴走とは、リチウムイオン電池の内部で発生した熱がさらなる発熱を招き、最終的に発煙や発火、さらには爆発を引き起こす連鎖反応をいう。
リチウムイオン電池が過熱し始めた場合、一刻を争う。座席の下に置いてあれば、客室乗務員がすぐに手を伸ばせるが、頭上の収納棚の中では、炎や煙が出るまで気付かれない恐れがある。
今回はそれが起きたようだ。中国では製品の安全性を確保して危険を抑えるため、モバイルバッテリーに対するCCC認証制度があるが、不具合を完全に防げるわけではない。損傷や製造上の欠陥、経年劣化がみられるバッテリーや、リコール対象のバッテリーで熱暴走が起きる可能性はある。
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