楽天ウォレット、現物・証拠金アプリを一本化|AIコンシェルジュを搭載

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この記事の要点

  • 楽天ウォレットが現物・証拠金の取引アプリを1つに統合
  • AI搭載・パスキー必須化で初心者の取引障壁を引き下げ

暗号資産の取引アプリを「一本化」

楽天グループの暗号資産(仮想通貨)取引所である楽天ウォレットは2026年10月15日、現物取引と証拠金取引を1つに統合した新アプリ「楽天ウォレット」の提供開始を発表しました。

新アプリは10月14日からAndroid版の提供が始まっており、iOS版も後日公開される予定です。

これまで別々に提供されていた現物取引用の「暗号資産取引」アプリと「証拠金取引」アプリが統合され、利用者は両取引と資産状況を1つのアプリで管理できるようになりました。

これに伴い、旧アプリ2本は2027年初頭をめどに提供を終了する予定で、同社は利用者に順次新アプリへの移行を呼びかけています。

楽天ウォレット、使い勝手と安全性を全面刷新

「暗号資産は難しい」9割超が回答

楽天ウォレットが2025年6月に実施した自社調査では、回答者の9割以上が暗号資産について「興味はあるが、難しそうで何から学べばいいかわからない」「情報収集が面倒」と感じていたことが明らかになりました。

同社は、従来の暗号資産取引アプリが利用者自身による情報収集や複雑なチャートの理解を前提としている点に、初心者の利用を妨げる要因があると捉えています。

こうした認識から、暗号資産を「特別な投資ではなく、より身近な選択肢にする」という方針を掲げ、初心者でも直感的に操作できるよう、必要な情報に絞った画面設計へ刷新しています。

AI即答・ポイント購入・通知を新搭載

画面設計の刷新に加え、楽天ウォレットは専門用語や操作に関する疑問に答える「AIコンシェルジュ」を新アプリに搭載しました。

同機能には同社シニアアナリスト・松田康生氏の知見が学習されており、利用者の質問に24時間対話形式で回答するとしています。

暗号資産の購入についても、楽天ポイントと暗号資産の交換に加え、通常ポイントと日本円を組み合わせた少額購入に対応しました。

取引時には、重要な価格変動を知らせる通知機能も新たに実装され、売買のタイミングを逃したくないという利用者の要望が反映されています。

パスキー必須化でセキュリティ強化

新アプリへの移行にあたり、楽天ウォレットはログイン認証の安全性を高めるため、楽天グループのセキュリティ技術を基盤とした「パスキー」を必須化しました。

パスワードに依存しない認証方式を採用することで、利用者のアカウント保護を強化する方針です。

アプリのアイコンもブランドロゴを基調としたデザインに変更され、ブランド名とアプリ名が「楽天ウォレット」に統一されました。

なお、旧アプリの提供終了後も、証拠金取引のWeb版は引き続き利用できるとしています。

上場5銘柄追加に続くアプリ刷新の狙い

楽天ウォレットは2026年4月15日にも、XRP・DOGE・SHIBなど5種類の暗号資産を新たに上場し、取扱銘柄を拡大しました。

こうした取引サービスの拡充に続き、今回のアプリ刷新では現物取引と証拠金取引の統合に踏み切り、取引環境の利便性向上を図っています。

楽天ウォレットは暗号資産をより身近な資産形成の選択肢にする方針を掲げており、今回のアプリ刷新によって、楽天経済圏の利用者を暗号資産取引へどこまで取り込めるかが注目されます。

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Source:楽天ウォレット公式発表
サムネイル:AIによる生成画像

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