日清食品、冷水5分の「冷やしカップヌードル」全国発売。開発に丸5年、55周年ブランド強化へ夏需要開拓

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日清食品は7月13日、ブランド史上初の冷水5分で味わえる「冷やしカップヌードル」を、7月20日から全国で発売すると発表した。

「冷やしカップヌードル」は、5年にわたる開発を経て、冷水で戻せる新製法「コールドリハイド製法」を採用した。冷蔵庫で冷やした水を注いで5分待つだけで、コシのあるつるんとした食感に仕上がるという。

フレーバーは「ピリ辛キムチ味」と「鶏塩レモン味」の2種類を展開。ピリ辛キムチ味は、鶏のうまみをベースに、キムチの酸味と辛味をきかせた味わい。鶏塩レモン味は、鶏とカツオ、煮干しのうまみをベースに、レモンの爽やかな香りを加え、すっきりとした味わいに仕上げた。

記録的な猛暑が続く中、同社は熱湯を使わずに手軽に楽しめる新しいカップヌードルとして提案する。希望小売価格は1食285円(税別)。

2030年売上1兆円目標へ、「カップヌードル」ブランドの価値向上目指す

日清食品ホールディングスは、中長期的な成長戦略として、今年で発売55周年を迎える「カップヌードル」をはじめとする主力ブランドの価値向上や、長年培ってきた独自の食品開発技術を生かした新たな“食の創造”を掲げている。

足元では、2026年3月期の通期決算で国内即席麺事業は日清食品・明星食品ともに増収となった。日清食品では原材料価格の高騰などで減益となったものの、価格改定の浸透や周年施策が功を奏し、数量シェアを拡大したとしている。

また、中期的な成長については「既存事業コア営業利益は2025年度を底に反転し、中長期的な成長へ回帰する」との見通しを示し、2030年に向けては「売上収益1兆円、コア営業利益1000億円、時価総額2兆円」を目標に掲げている

5年をかけて開発した「冷やしカップヌードル」が、暑い季節に向けた新たな食シーンを提案する商品として、55周年を迎える「カップヌードル」のブランド価値向上や、夏場の新たな需要の取り込みにつながるかが注目される。

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