山火事の煙汚染対策費、対カナダ関税に上乗せとトランプ氏 州首相が反発「全く容認できない」

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(CNN) カナダ・オンタリオ州のフォード州首相は18日、カナダで発生した山火事の煙が米中西部と東部の大部分を覆う事態をめぐりトランプ大統領が「汚染対策コスト」を関税に上乗せすると脅したことに強く反発した。

トランプ氏は17日、山火事の煙についてカナダに責任があると主張し、カーニー首相に電話して「彼らが何をしているのか確認する」と表明。18日も広範囲を覆い続けた煙による汚染への対策費用を、カナダがすでに支払っている関税に上乗せする可能性を示唆した。

トランプ氏はSNS「トゥルース・ソーシャル」で、カナダが森林や低木を適切に管理していない結果、米国には汚染された、健康に有害な空気がむだに侵入してきているとし、大気の質は危険な水準で到底容認できないと書き込んだ。

191件の山火事が発生しているオンタリオ州のフォード氏は18日、トランプ氏の発言に不満を表明。カナダの救助隊員が昨年、南カリフォルニアの山火事の対応を支援したと指摘した。

フォード氏は記者会見で、「米政権や議員がこうした書簡を書き、われわれを非難しているのは残念だ」と述べた。「非常に短期間しか記憶していない。われわれは空中消火機を用意し、全員がカリフォルニア州へ向かう準備を整えていた。昨年のことだ」

「隣人とはそういうものではないのか。相手を脅したり批判したりし始めるものではない。なぜなら、いつか自分たちに返ってくるからだ」

18州と首都ワシントンでは、1億人超の住民を対象に大気質警報が出された。

トランプ氏は、「これは故意の過失であり、毎年恒例の事態になりつつある。米国に数十億ドルの損失を与えており、この汚染対策コストは当然、カナダが現在支払っている関税に上乗せされなければならない」と付け加えた。

フォード氏は18日、「米国人はカナダ人を愛している」「カナダ人も米国人を愛している」と述べた。一方で、トランプ氏の発言は「全く容認できない」と付け加えた。

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