キーウ(CNN) ウクライナの首都キーウにあるウクライナ・グローバル・スクール。9月1日、新学期を迎えて登校してきた子どもたちは、地下室に直行した。
数日前からロシアの攻撃がほとんど絶え間なく続く中、学校側は、空襲警報が鳴るたびに子どもたちを地下シェルターに避難させるやり方は持続できなくなったと判断。代わりに地下で授業を受けさせることにした。
同校は新学期を迎えるにあたり、保護者にこう通知した。「空襲警報が鳴っても、急いで避難したり、授業を中断したり、学習の再開まで何時間も待ったりする必要はなくなりました。子どもたちは既に安全な場所にいます。学校はそのまま続けるだけです」
地下室への移動については「全く新しいレベル」に入ると位置付けて、生徒や保護者が置かれた状況の厳しさを少しでも和らげようと努めている。
ロシアのキーウに対する空からの攻撃は、これまでで最長かつ最も激しくなっている。
CNNの集計によると、キーウでは8月27日午前0時から9月1日正午にかけて空襲警報が60回出され、合計で約47時間続いた。地元当局によると、この間のキーウと周辺地域での死者は少なくとも53人、負傷者は100人を超えた。
ロシアによる集中攻撃はかつて、主にウクライナの防空システムをかわしやすい夜間に集中していた。しかしここ数カ月は新型のジェット推進式ドローンを使って昼も夜も絶え間ない攻撃が続く。新型ドローンの速度は従来の「シャヘド」の3倍もあり、ウクライナによる迎撃は不可能に近い。

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