回転寿司『アトムボーイ』を覚えてる? 200店舗超えの懐かしチェーンが“あの人気店”に受け継がれていた

1 日前 3

手塚治虫さんの漫画『鉄腕アトム』の主人公「アトム」を看板などに起用し、かつては東海・北陸エリアを中心に200店舗以上を展開した回転寿司チェーン「アトムボーイ」。

現在ではその名前を耳にすることはほとんどありませんが、その後をたどると、現在も続く人気チェーンとの意外なつながりが見えてきました。

200店舗超まで拡大した「アトムボーイ」

1980年に誕生した「アトムボーイ」は、人気キャラクター・アトムの親しみやすさと手頃な価格を武器にファミリー層を中心に支持を集め、1990年代には東海・北陸を中心に店舗網を広げました。

最盛期には200店舗を超え、東海・北陸エリアを代表する回転寿司チェーンへと成長。「回転寿司といえば『アトムボーイ』だった」という記憶を持つ人も少なくありません。

しかし2000年代に入ると、回転寿司業界の競争が激化。低価格路線だけでは差別化が難しくなり、「アトムボーイ」の店舗は徐々に姿を消していきました。

「アトムボーイ」は「なくなった」のではなかった

とはいえ、ブランドの歴史そのものが途絶えたわけではありません。現在、運営会社の「株式会社アトム」は、回転寿司ブランドとして「にぎりの徳兵衛」のほか、北陸を中心に展開する「海鮮アトム」も運営しています。

これらのブランドと「アトムボーイ」は、どのような関係にあるのでしょうか。広報担当者に聞きました。

「『にぎりの徳兵衛』『アトムボーイ』『海鮮アトム』は、それぞれ独立したブランドではなく、時代ごとの戦略を反映した『発展・再編の流れ』として理解していただくのが適切です。その過程では、品質や鮮度を重視したブランド『海鮮アトム』も展開され、現在も北陸を中心に営業を続けています」

つまり、「アトムボーイ」は単に姿を消したのではなく、形を変えながら現在の「にぎりの徳兵衛」へと受け継がれていたのです。

にぎりの徳兵衛

株式会社アトム 提供

にぎりの徳兵衛

 2002年に1号店を開店した「にぎりの徳兵衛」は、創業時の屋号「徳兵衛寿司」に由来するブランド。「アトムボーイ」の「安く親しみやすい回転寿司」という魅力を受け継ぎつつ、品質や食材へのこだわりを高めたブランドとして生まれ変わりました。

現在、岐阜、愛知、大阪などで40店舗以上を展開する「にぎりの徳兵衛」ですが、アトムボーイ時代から受け継いでいるものはあるのでしょうか。

「“寿司をより多くのお客様に楽しんでいただきたい”という基本方針は変わっていません。皿価格を基準とした分かりやすい価格設定や、『茶碗蒸し』『うどん』といったサイドメニュー、お得なランチメニューも内容をブラッシュアップしながら現在も継続しています」

「昔、アトムボーイだったよね」と言われることも

ブランド名は変わりましたが、当時を知るお客さんとの、こんなやりとりもあるそうです。

「お客様とのちょっとした会話の中で、『昔はここアトムボーイだったよね』と言われることは極まれにあります」

同社の寿司店が長年支持されている理由について、広報担当者は「『アトムボーイ』時代から40年以上にわたり東海エリアで店舗を展開し、地域の食文化や嗜好に合わせたメニューづくりを続けてきたことが、お客様にとって『自分たちの店』という親近感や安心感につながっていると考えています」と話します。

SNSでは、最近も「家族でよくアトムボーイに行ったっけ」「今でこそ、くら寿司・スシロー・はま寿司あたりが猛威を振るっているけど、アトムボーイ強かったんだよなあ」などと回顧する人が見られるほどに、多くの人の記憶に強く残っている「アトムボーイ」。

この店名に懐かしさを覚える方は、「にぎりの徳兵衛」を訪れてみてはいかがでしょうか。

海鮮アトム

株式会社アトム 提供

海鮮アトム

 「昔、アトムボーイだったよね」と言われることも

ブランド名は変わりましたが、当時を知るお客さんとの、こんなやりとりもあるそうです。

「お客様とのちょっとした会話の中で、『昔はここアトムボーイだったよね』と言われることは極まれにあります」

同社の寿司店が長年支持されている理由について、広報担当者は「『アトムボーイ』時代から40年以上にわたり東海エリアで店舗を展開し、地域の食文化や嗜好に合わせたメニューづくりを続けてきたことが、お客様にとって『自分たちの店』という親近感や安心感につながっていると考えています」と話します。

SNSでは、最近も「家族でよくアトムボーイに行ったっけ」「今でこそ、くら寿司・スシロー・はま寿司あたりが猛威を振るっているけど、アトムボーイ強かったんだよなあ」などと回顧する人が見られるほどに、多くの人の記憶に強く残っている「アトムボーイ」。

この店名に懐かしさを覚える方は、「にぎりの徳兵衛」や「海鮮アトム」を訪れてみてはいかがでしょうか。

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