全国(主に関東と関西)で販売された業務用商品「塩こうじ仕込みの真サバ竜田揚げ」から大量のヒスタミンが検出されたとして、10月19日から同製品を販売するアイ・ビー・シー(東京都中央区)が自主回収を行っています。
厚生労働省の公開資料によると、対象は6月30日から10月19日までに販売された2603ケース(1万5618袋)で、賞味期限は「2028年5月11日」です。
当該商品の一次販売先は卸業者で、その後、スーパー(惣菜)や飲食店で販売されています。
同製品を食べた人から「舌がしびれる」という申し出が2件あり、当該賞味期限の在庫品についてヒスタミン検査を行った結果、大量のヒスタミンが検出されたといいます。
回収のクラス分類は「CLASSⅠ」で、健康被害につながる恐れがあるということです。
一次販売先へ回収情報を周知し、回収後は代替品(対象外の別賞味期限製品)と交換するとしています。
<回収対象>
商品名:塩こうじ仕込みの真サバ竜田揚げ
内容量:6kg(1kg×6袋)
形態:1kg袋詰め(6袋段ボール詰め)
JANコード:4582325591976
賞味期限:2028年5月11日
輸入国:中国
ヒスタミン食中毒とは?
厚労省の公式サイトによると、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類やその加工品を食べることで、アレルギー様の食中毒が発生することがあります。
ヒスタミンは、食品中に含まれるヒスチジン(タンパク質を構成する20種類のアミノ酸の一種)にヒスタミン産生菌の酵素が作用し、ヒスタミンに変換されることにより生成します。
そのため、ヒスチジンが多く含まれる食品を常温に放置するなど不適切な管理をすることで、食品中のヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。
主な原因食品として、ヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの赤身魚や、その加工品が報告されています。
2015年以降、ヒスタミン食中毒は毎年発生しており、2025年には13件(患者数431人)が報告されています。

2 日前
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