佐賀県にある吉野ヶ里歴史公園のレストランで提供されている御膳の一品が、Xで話題となっています。
投稿したのは、saccoさん(@S_japan_artist)。
「弥生時代貝汁定食に付いてきた謎の魚の干物。」というコメントとともに、写真を公開しました。写真には、細長い体に白くとがった歯を並べた不思議な生き物が、おにぎりや貝汁とともに写っています。
この御膳の正式な商品名は「古代貝汁御膳」で、吉野ヶ里歴史公園のレストランで提供されているメニューです。投稿主は家族旅行で同公園を訪れた際、「遺跡らしいものを食べておこう」と、この御膳を注文したのだそうです。
投稿主に話を聞くと、「第一印象は歯がギザギザで、深海魚みたいだなと思いました」と振り返ります。もともと変わったものを食べるのが好きだといい、「面白いネタが一つできた」と感じたのだとか。
味は煮干しに近く、より魚らしい風味だったといいます。尻尾の部分はサクサクと食べやすい一方、頭に近づくにつれて骨が太くなっていったそうです。
御膳自体はあくまで貝汁が主役のメニューのため、店側からこの干物についての説明はなく、正体が判明したのは、食後に立ち寄ったお土産店でのことでした。
正体は「ワラスボ」というハゼの仲間で、日本では有明海にのみ生息する魚です。むき出しの歯と細長い体つきから「有明海のエイリアン」とも呼ばれています。内臓を取って丸ごと干物にし、切って揚げたりあぶったりして食べるのが一般的で、ビールのつまみとしても親しまれています。
投稿には、「干潟のエイリアン!」「これは貴重!一度食べてみたい」といった声が多数寄せられています。こうした反響に投稿主は、「きっかけは何であれ、吉野ケ里遺跡に訪れる人が増えたら嬉しいですね」と話しています。

2 時間前
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