(CNN) 米当局者は9日、現在イスラエル軍が占領しているレバノン領土の管理権移譲を目的として、レバノンで初となる「試験区域(パイロットゾーン)」の運用が数日以内に開始されることを明らかにした。
同当局者は「さらなる試験区域の策定と計画が進められている」とし、「米中央軍(CENTCOM)が前進に向けて両国と調整を行っている」と述べた。
さらに米国は、「レバノン政府がこれらの区域、ひいては国全体において主権を実効的に回復できるよう支援するため、近く国際的なパートナーへの働きかけを開始する」という。
来週イタリア・ローマで予定されている協議について、同当局者は「両政府が技術チームへ引き継ぎを行うための非公開の議論となり、技術チームは枠組みで示されたすべての問題に取り組むことになる」と説明した。この14項目の枠組みは、6月下旬に米ワシントンで行われた米国仲介によるイスラエル、レバノン両当局者の最新の協議を経て合意されたものだ。
事情に詳しい外交筋によると、レバノンのアウン大統領は、同国がイスラエルとの協議に継続して参加する条件として、レバノン南部の占領地域からの軍の撤退開始を挙げている。
一方、イスラエルのカッツ国防相は、レバノン南部からの広範な撤退という考えには難色を示している。カッツ氏は声明で、「我々はレバノンに入るのに誰の許可も求めなかった。レバノンにとどまるのにも許可は必要ない」と述べた。

1 ヶ月前
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